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コラム 記者ワープロ

遠隔授業で切磋琢磨 西和賀、岩泉高

(11/19)

小規模校の教育向上へ

 【北上】県立西和賀高校(瀬川ひとみ校長、生徒115人)と県立岩泉高校(茂庭隆彦校長、生徒144人)は、情報通信技術(ICT)を活用した遠隔授業に取り組んでいる。教員配置が限られる小規模校の教育の質向上を図る県教委の試みで、18日は岩泉での化学の課外授業が西和賀に配信され、同校生徒が台風10号被害からの復興を目指す岩泉の生徒と一緒に学んだ。

 同日の授業には、進学を目指す岩泉の3年生1人と西和賀の3年生14人が臨み、岩泉の佐藤義之教諭がさまざまな化学変化に関する反応式について解説した。西和賀の生徒が佐藤教諭から質問される場面もあり、画面を介してコミュニケーションを図りながら学習に励んだ。

 西和賀の中村航大君は「普段は目の前にいる先生が画面越しなのは少し戸惑うが、台風被害に負けずに頑張っている岩泉の生徒と一緒に勉強できるので刺激になる」と語り、笠水上訓正副校長は「同じ受験生として切磋琢磨(せっさたくま)できれば」と期待を込めた。

 遠隔授業は、文部科学省の「多様な学習を支援する高等学校の推進事業」の採択を受けて、2016、17年度の2年間試行。今年度は進学希望の3年生を対象に化学と日本史で計5回の課外授業を計画しており、化学は12月に最後の1回を予定。日本史は全2回の授業を終了した。

 県教委では、今年度実施した遠隔授業を検証し、結果を来年度に生かしていくとしている。