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コラム 記者ワープロ

山岳競技普及へ一念発起 花巻・中島治さん 北上に専用ジム開業

(11/23)
北上市初のボルダリング専用ジム「クラムボンクライミング」を開業した中島代表

北上市初のボルダリング専用ジム「クラムボンクライミング」を開業した中島代表

 県内4カ所目、北上市では初のボルダリング専用ジム「クラムボンクライミング」が同市村崎野にオープンし、人気を集めている。2020年の東京五輪の種目にスポーツクライミングが追加され、岩手国体で県勢が活躍するなど山岳競技が注目される中、中島治代表(38)=花巻市中根子=は「日本トップクラスの子供たちを育てたい」と夢を語る。

 同ジムは倉庫を利用して整備。壁は平面から傾斜の強い箇所まで変化に富み、経験に応じたコースを楽しめる。中島代表とスタッフの原則2人が常駐して指導・監督。北上市内の20~40代を中心に、近隣や県外からも利用があるという。

 中島代表は競技歴15年ほど。岩手国体山岳で少年男子リード優勝、同ボルダリング2位に輝いた中島大智選手(盛岡南高)の父で、日本体育協会認定のスポーツクライミング指導員の資格を持つ。

 各種大会への出場も多く、指導を重ねるうちに競技普及・選手育成の夢が膨らみ、一念発起して勤め先を退職し、8月に開業した。

 「クラムボン」は、宮沢賢治の童話「やまなし」に登場する印象的な言葉。中島代表の親戚は胡四王神社の別当で、幼いころから山に親しんだ。宮沢賢治記念館が近く、賢治が教壇に立った花巻農学校を前身とする花巻農業高校の出身でもあり、クライミングと近い語感から郷土愛を込めて命名した。

 賢治は山や石を愛したが、「登山も大きな石で遊ぶようなもの」と中島代表。「苦労して登り切った時の達成感、ジムで知らない人とも自然にコミュニケーションが取れるのも魅力」と語り、気軽な利用を呼び掛ける。

 有料の会員制。営業時間は平日、土曜、日曜・祝日で異なる。火曜定休。問い合わせは同ジム=0197(88)9081=へ。

26日 体験イベント フォルダ

 北上市の総合型地域スポーツクラブ・NPO法人フォルダが主催する「チャレンジボルダリング」は、26日午前10時からクラムボンクライミングで開かれる。

 原則として小学3年生以上が対象。同ジムを貸し切り、インストラクターが指導する。

 参加費は一般2500円、高校生以下2000円。動きやすい服装で参加し、タオルや飲み物を持参する。申込期限は24日。申し込み、問い合わせはフォルダ=0197(72)7048=へ。