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コラム 記者ワープロ

東北初の六段認定 スポーツ吹矢技能試験

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スポーツ吹矢で最高位の六段合格を果たした菊池さん

スポーツ吹矢で最高位の六段合格を果たした菊池さん

協会副会長菊池さん
重責実感、錬磨誓う

 【北上】県スポーツ吹矢協会副会長の菊池久美男さん(68)=北上市上野町2丁目=は、日本スポーツ吹矢協会の技能試験で最高段位の六段に合格した。六段認定は東北初。菊池さんは「うれしさと責任の重みを感じる」と一層の錬磨を誓うとともに、指導者として競技の普及拡大を目指している。

 菊池さんは2011年に北上での体験会をきっかけに、スポーツ吹矢を始めた。「的に当たった時の『ピシッ』という音にはまった」といい、自宅や近くの公民館などで毎日30分~1時間ほど欠かさず練習。「吹矢を始めてから風邪一つ引いたことがなく、血圧も安定し腰痛もなくなった。やらないと一日が終わらない」と語る。

 日々の努力もあり県大会で優勝を重ね、東北大会も制覇。競技開始から2年でたちまち五段を取得した。六段挑戦に必要な2度の五段維持試験も14、15年とクリアし、満を持して六段に挑んだ。

 認定試験は10月中旬に東京都の日本協会本部で行われ、的に1ラウンド5回吹き計6ラウンドの合計点と基本動作が審査された。「独特の雰囲気で、程よい緊張感があった」と、普段通りの実力を発揮。的は210点満点の192点(合格基準186点)、動作は40点満点の38点(同35点)を獲得し、全国大会優勝者でさえ難しいとされる一発合格を果たした。

 菊池さんは「満足のいく結果。最高段位だけにうれしいし励みになる」と喜ぶ一方、「技量を維持していかねばならず、責任の重みを感じる」と気を引き締める。

 公認指導員を教える上級指導員の立場で、昨年から県協会の教育部長に就任。愛好者は子供から高齢者まで幅広く、指導は自身に課せられた大きな仕事だ。「スポーツ吹矢には八つの基本動作があり、しっかり身に付けてもらえるよう徹底したい。まだまだ吹矢人口が少ないので、体験会や講習会を通じ増やしていきたい」と、普及拡大へ意気込みを語る。

 県協会の萩田進会長は「心と技を磨いてきた本人の努力の結果で、県協会としても誇らしい。今後も普及の要として指導に当たってほしい」とたたえた。

 今回は北上市二子町出身で仙台市在住の及川福男さん(60)も同時に六段を取得した。