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コラム 記者ワープロ

根津鋼材が立地 北上産業業務団地

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調印後、握手を交わす(左から)高橋議長、髙橋市長、根津社長、十良澤担当課長

調印後、握手を交わす(左から)高橋議長、髙橋市長、根津社長、十良澤担当課長

北東北の物流拠点目指す

 北上市相去町の北上産業業務団地(オフィスアルカディア・北上)に物流倉庫を建設している鋼板加工販売の根津鋼材(本社東京都荒川区、資本金4500万円、根津訓光代表取締役社長)と市は2日、市役所で企業立地協定調印を行った。倉庫は「北上物流センター」として年明けの1月5日に操業開始を予定。県内を中心に青森、秋田両県を含む北東北の物流拠点として業務を展開する。

 同社は1937年創業、67年に法人化した。98年、北上市大通りに岩手営業所を開設。2016年8月期の売上高は107億円。岩手営業所は北東北3県と宮城県北部の板金加工メーカーを中心に80~100社(県内40~50社)と取引がある。

 同社は福島県内に須賀川、長沼両工場があるが青森や秋田までは距離が遠く、運送面で北東北での物流拠点を模索していた。北上は営業所があり「青森、秋田、沿岸にも好アクセス。北上中心に大手のお客さんがある」(根津社長)と説明する。

 北上物流センターは事業所面積3462平方メートル。鉄筋コンクリート平屋建てで、延べ床面積1390平方メートル。8月に着工し、間もなく完成する。設備投資額は市からの土地取得費、建物建設費などを含めて約2億円。地元から新たに3人ほどを雇用する。

 福島県内の工場で加工された製品を北上でストックし、迅速に配送する。根津社長は「北東北のお客さんに短納期、少ロットで対応し、サービスを向上させたい。われわれが納めるメーカーの業績アップに寄与できれば」と話した。

 会社全体では自動車関連で売上の約半数を占めるが、北上は「運送主体だけに、自動車加工業者からも物流面で仕事を増やせれば」と述べた。

 調印式で、髙橋市長は「心より歓迎したい。北東北の物流拠点という位置付けで、この地を拠点にさらに発展を」と期待した。根津社長は「北上に念願の倉庫を建設でき感謝している。岩手、北上の産業発展に貢献できるよう根付いていきたい」と抱負を述べ、がっちりと握手。高橋穏至市議会議長、県の十良澤福志企業立地推進担当課長が祝辞を寄せた。