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コラム 記者ワープロ

17日に2車線再開 国道107号杉名畑地区

(12/6)
西和賀町杉名畑地区の国道107号で片側交互通行が行われている災害復旧工事現場。17日に2車線通行再開の見通しとなった=5日、午前10時55分ごろ

西和賀町杉名畑地区の国道107号で片側交互通行が行われている災害復旧工事現場。17日に2車線通行再開の見通しとなった=5日、午前10時55分ごろ

1年9カ月ぶり規制解除

 県は5日、災害復旧工事で片側交互通行が続く西和賀町杉名畑地区の国道107号が、17日午前10時に2車線通行再開の見通しになったと発表した。土砂崩落事故発生から1年9カ月ぶりに交通規制が解除されることで、日常生活での不都合の解消や地域経済の回復が見込まれ、町民から喜びや安堵(あんど)の声が上がっている。

 2015年3月29日の土砂崩落事故によって、国道に設置されている百間平スノーシェッドが損壊。県では付近の約5キロ区間を全面通行止めとし、ロックシェッドによる復旧工事に着手した。

 工事は順調に進み、同11月には8カ月ぶりに片側による通行が再開。今年6月の1カ月間の全面通行止めや夜間通行止めなどの交通規制を実施しながら工事を急ピッチで進めてきた結果、当初の予定よりも早い通行再開が可能となった。

 県北上土木センターによると、今後もロックシェッド上部工に緩衝材を設置するほか、道路の本舗装を計画しているため工事は継続。冬期休工期間を経て来春工事を再開し、完成は17年7月下旬を見込んでいる。事業費は8億5500万円。土砂崩落発生直後から交通規制が続き、町内の地域経済や住民生活に大きな影響が出たことから、通行再開は町にとって朗報となった。

 錦秋湖を挟み災害現場対岸の天ケ瀬地区に住む駒ケ嶺能弘さん(70)=同町耳取=は「夜間通行止めの時は、時間を気にしなければならなかったので本当に助かる」と安心した様子。

 道の駅錦秋湖を運営する西和賀産業公社の藤原勝取締役統括部長は「来年の観光客集客にも期待できる」と歓迎した。

 細井洋行町長は「早期復旧は関係機関のおかげ。交通規制が解除されることで、町に漂っていた閉塞(へいそく)感の解消につながる」と期待を込めた。

 2車線通行再開に伴い、県や町は当日を中心に記念イベントを計画している。