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コラム 記者ワープロ

初出品で栄誉 努力結実 食味コンクールお米選手権

(12/7)
米・食味分析鑑定コンクールの都道府県代表お米選手権部門で、本県で初めて金賞に輝いた八重樫さん

米・食味分析鑑定コンクールの都道府県代表お米選手権部門で、本県で初めて金賞に輝いた八重樫さん

八重樫さんが最高賞

 【北上】2016年の第18回米・食味分析鑑定コンクールに「ひとめぼれ」を出品した北上市飯豊の兼業農家八重樫哲哉さん(57)は、「都道府県代表お米選手権」部門で金賞に輝いた。初出品ながら本県初の快挙に「岩手でもこれだけ良い物が作れる」と喜びをかみしめている。

 同コンクールは米・食味鑑定士協会などが00年から主催し、同部門は11年に開設された。普通米の1次審査は整粒度75%以上、食味値85点以上が通過し、2次審査は味度が対象。その後、全体の上位40品がトータル上位を決める「国際総合部門」に、それ以外の都道府県最上位は「お米選手権」に進む。

 今年の出品数は5617品。八重樫さんは化学肥料と農薬の使用を慣行栽培の半分以下に抑え、先輩農家の指導も受けて重点的に水管理をして育成。その結果、整粒値84・9%、食味値86点、味度87・2点と高評価で、最終審査に進出した。

 熊本県菊池市で3日に行われた同鑑定士や飲食店関係者ら30人による実食の最終審査には、45品が選ばれた。審査員は1人5品に投票でき、八重樫さんの米は5票を得て同部門最高賞となった。

 自営業で土日を中心に作付。減反廃止など産地間競争化の波が迫る中、「ワンランク上を目指したい」と挑戦した。八重樫さんを含め、金賞は14人。入賞者の成績を分析し、食味値・味度の200点満点中173・2点という出来を「国際総合部門まであと3、4点。全体を通してもベスト100ぐらいでは」と自負する。

 結果を受けて、今年1・3ヘクタールだった作付面積を来年は倍にする予定。「受賞はラッキーだが1人でできたことではなく、手伝ってくれた家族のおかげ。高く売れるおいしい物をつくっていかなくては」と意欲を示した。