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コラム 記者ワープロ

生産者がこだわり紹介 消費者と食で交流 地場産品の魅力共有

(12/8)
イベントでこだわりの生産物を紹介し、乾杯する長谷川さん(右から2人目)と伊藤さん(同3人目)

イベントでこだわりの生産物を紹介し、乾杯する長谷川さん(右から2人目)と伊藤さん(同3人目)

 北上市の「食のつながり」認証制度に登録された生産者と飲食店、消費者によるイベントが6日夜、同市諏訪町のワインバー・レストランBonBarで開かれた。生産者が生産物に込めた思いやこだわりを紹介。消費者と地元農産物の良さ、魅力を共有した。

 同制度は生産者のこだわり、思いを伝え、消費者までつながる取り組みを市が認証し北上産品の信頼性を高めるもの。生産者、販売店、飲食店、加工業者の計12者が1次登録され、取り組みを消費者や多くの市民に周知しようと企画した。

 市民35人が参加し、認証を受けた生産者のうちヤサイノイトウの伊藤修司さん(43)=更木=、ナナツノツキノの長谷川裕一さん(37)=和賀町煤孫望野=が出席。伊藤さん栽培のニンジン、カボチャ、ジャガイモ、ミズナなど、長谷川さんが手掛けたコメを使った料理が提供された。

 2人とも基本的に農薬や化学肥料に頼らず、環境に優しい農業を実践。飲食店として認証されたBonBarの菊池亮店長(33)は「2人とも本来の土壌での農法を採り、こだわりを感じる。生産者と協力し合い、地元産で環境に優しい農産物を広げたい」と賛同し、料理で2人の思いを表現した。

 伊藤さん、長谷川さんは自身の農法、取り組みを紹介。来店者からは「安心して食べられる」などと好評で、荒屋亜紀子さん(40)=二子町=は「無農薬だからこそ出せる味で、すごくおいしい。多くの人に知ってほしい」と舌鼓を打っていた。

 伊藤さんは「(消費者に)直接食べてもらう場面を見ることができ、生産者にとって一番の喜び。今後も大手やスーパーにはない変わった野菜を作っていきたい」と笑顔で語り、長谷川さんも「プロに料理してもらい、つながりもできた。食べた感想も聞けてユーザーと直接、顔の見える関係ができ励みになる」と充実した表情で話した。

 市は近く、同制度の2次募集を始める予定。今回を機に、登録者を増やしたい考えだ。