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コラム 記者ワープロ

プロから演劇学ぶ 演出家、俳優養成セミナー

(12/11)
演劇大学で朗読に取り組む受講者ら

演劇大学で朗読に取り組む受講者ら

きょう成果を一般公開

 【北上】プロの講師から幅広いジャンルの演技芸術や舞台表現を学ぶ演出家・俳優養成セミナー2016「演劇大学inきたかみ」が、北上市文化交流センターさくらホールを会場に9日から3日間の日程で開かれている。2日目の10日はセミナーが本格化し、市内外からの受講者が熱心に学んだ。

 文化庁が主催・委託する「次代の文化を創造する新進芸術家育成事業」で、同ホールでの開催は3年目。初日に始まった「三日間で演劇を創ろう!」と短編戯曲に加え、2日目は▽朗読劇▽ダンス▽一日演劇体験▽声優▽舞台美術―の各講座がスタート。92人が受講している。

 このうち朗読劇は、演技や読み聞かせなど幅広く応用できるジャンルで、17人が受講。日本演出者協会理事長の和田喜夫さんが講師を務め、演技芸術の存在意義や歴史を掘り下げて説明した。

 「葛藤や対立を描ける演劇は、大多数の意見に押し切られそうな社会問題にも異議を唱えられる。朗読も言葉の意味を追うだけではつまらない。例えば『人の声を聞くと落ち着く』という需要もある」と自由な発想を促し、受講者は用意された脚本を代わる代わる読み、声での演技に理解を深めた。

 公演の参考にしようと受講した菅原美月さん(黒沢尻北高校2年、演劇部)は「朗読劇は座って演じる印象だったが、もっと自由でいいと分かった。演劇文化の話も勉強になる」と話していた。

 最終日の11日は、受講者が「演劇を創ろう!」と短編戯曲、ダンスの成果を午後3時30分から一般公開する。