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コラム 記者ワープロ

「DPL岩手北上」着工 大和ハウス工業

(12/20)
大型マルチテナント型物流施設「DPL岩手北上」完成予想図=大和ハウス工業提供

大型マルチテナント型物流施設「DPL岩手北上」完成予想図=大和ハウス工業提供

来秋の入居開始目指す

 大和ハウス工業(本社大阪市、大野直竹代表取締役社長)は19日、北上市相去町の北上南部工業団地に大型マルチテナント型物流施設「DPL岩手北上」を着工した。多様な企業、事業者に貸し出す予定で、物流施設としては北東北で最大規模とみられる。2017年10月の完成、11月の入居を見込んでいる。

くわ入れする大和ハウス工業の浦川常務

くわ入れする大和ハウス工業の浦川常務

 同社は全国各地に物流施設を建設し、県内では滝沢市などに続き4カ所目。マルチテナント型は北東北初で、東北では仙台市に次いで2カ所目となる。

 DPL岩手北上は東北道北上金ケ崎インターチェンジそばに立地。4・5ヘクタールの敷地に鉄骨造り平屋建て、床面積2万8000平方メートルで建設する。最大4テナントが入居できる。

 市から約6億8000万円で土地を取得し、総投資額は約40億円。車で建物内部に入り、積み下ろしができる「中車路」方式を採用する。

 同日は現地で起工式が行われ、同社や設計・施工業者の福田組、市の関係者約30人が出席。大和ハウス工業の浦川竜哉常務執行役員がくわ入れし、髙橋敏彦市長らと共に玉串をささげた。

 記者会見で浦川常務は、北上立地について「北東北の結節点、玄関口で(北上金ケ崎)インターチェンジから目の前という立地条件が大きかった。ドライバーの交代や休憩にも応えられる施設にしたい」と説明。「雪国ならではの中車路方式で、風雪が強い時も荷物の登載、積み下ろしを24時間365日天候に左右されずにできる。平屋で使い勝手が高い」と特長を語った。

 入居テナントは自動車部品のサプライヤー、スーパー小売り、インターネット通販事業者などを想定。温度管理にも対応する。全国に立地する同様の施設では、中長期に利用する企業が多いという。

 全国的に日本郵便とも取引があり、17年3月に開局する地域区分郵便局「岩手郵便局」の隣接地に立地。浦川常務は「日本郵便がオープンすることで、周辺関連ビジネスをターゲットにする企業もある。そういった先とも今後、折衝させていただければ」と語った。

 建物完成後の維持管理と運営には、今月立ち上げた子会社が当たる。子会社の雇用はテナントの入居状況次第だが、入居テナントでは約200人と見込んでいる。