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コラム 記者ワープロ

「走り勝つ」試合を 全国高校ラグビー 黒工が最終調整

(12/28)
佐賀工戦を前に練習で最終調整する黒沢尻工のラグビー部員ら=27日、布施工科高グラウンド

佐賀工戦を前に練習で最終調整する黒沢尻工のラグビー部員ら=27日、布施工科高グラウンド

 第96回全国高校ラグビーフットボール大会は27日に開幕した。本県代表の黒沢尻工は開会式後、28日の佐賀工との初戦に向け、大阪府東大阪市の府立布施工科高グラウンドでの練習で最終調整した。

 出場登録選手25人をはじめ全員が参加。部員が主体となって立案したメニューで1時間30分汗を流した。FW、BK別や試合形式の練習で連係やサインを最終確認。セットプレーからの攻防には特に時間を割いた。

 佐賀工はFWに身長180センチ台が3人そろい、平均的にフィジカルの強い相手。FWリーダーの左LO山田翔選手(3年)は「これまでのまとめと思い練習した。体がそれほど大きくはないチームなので、一つのプレーで終わらずによく動いて走り勝つ」と方針を再度強調した。

 右CTB八重樫春樹主将(同)は「足首に刺さる低いタックルで相手を前に出さず、攻撃でも自分たちから仕掛けて泥臭くプレーしたい。大阪に来てからの調整で状態も良い。相手は一回り大きいが、臆さず頑張る」と力を込めた。

 髙橋智也監督も「自分がとやかく言わず、準備してきたもので戦う段階に来た。守備に重きを置きつつ、こちらから仕掛けていくゲームにしたい」と狙いを定めた。

U18花園女子15人制試合に出場した黒沢尻北の後藤さん

U18花園女子15人制試合に出場した黒沢尻北の後藤さん

花園駆け満面の笑み 女子15人ラグビー

後藤さん(黒北3年)が出場

 大阪府の東大阪市花園ラグビー場で27日に行われた第96回全国高校ラグビーフットボール大会開会式で、試合に先立ち行われた「U18花園女子15人制試合」に、北上市の県立黒沢尻北の後藤璃乃さん(3年、北上中出身)が出場した。東軍のメンバーとして17―5で西軍を下し、勝利の喜びを仲間と共有。高校での競技を締めくくった。

 2021年の女子ワールドカップも見据えた女子ラグビーの普及を狙い、18歳未満の高校生選抜による東西対決を実施。14年度までは7人制で、15人制は2回目。

 後藤さんはもともとマネジャー志望で入部したが、女子で競技に取り組む先輩の姿に触発されてプレーヤーに。可能な練習は男子と一緒にこなすようになり、4月には「YOKOHAMA TKM」(横浜市)に所属。7人制高校全国選抜大会では東北選抜として招集され、今年の岩手国体から正式競技化した女子7人制にも出場した。

 聖地花園は男子部員が立てなかった舞台。試合は20分ハーフで行われ、12―5でリードして迎えた後半17分、選手交代で左LOでフィールドに入った。試合終了間際は得点に絡んだスクラムに加わってノーサイドを迎えた。

 「時間が短く思い通りプレーできたわけではないが、スクラムも組めてうれしい」と笑顔を見せ、大学進学後も競技を続けるという後藤さん。花園で本県代表の黒沢尻工には「黒沢尻北は残念ながら負けてしまったが、県代表として全力でプレーし、見る人に勇気を与えられる試合をしてほしい」とエールを送った。