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コラム 記者ワープロ

敗戦も成長の跡 全日本高校女子サッカー

(12/31)
後半40分、相手GKとボールを奪い合う安藤主将。渡辺選手へのアシストとなり1点を返す=30日、神戸市・神戸ユニバー記念競技場

後半40分、相手GKとボールを奪い合う安藤主将。渡辺選手へのアシストとなり1点を返す=30日、神戸市・神戸ユニバー記念競技場

専北らしさ最後まで

 第25回全日本高校女子サッカー選手権大会は30日、1回戦が行われ、本県から初出場の専大北上は1―4で広島文教女子大附属(広島)に敗退。チームは初戦で姿を消したものの、FW安藤百合香主将、MF渡辺春香選手(ともに3年)の連係で1点を奪うなど成長の跡もうかがわせた。

 相手は11年連続出場の中国地域第1代表。序盤は、縦パスを軸に敵陣深くでプレーし失点を防ぐ作戦が奏功。FW太田未蘭選手(1年)が果敢にシュートを放つなど攻勢の場面もあったが、正確なパスとドリブルで切り崩され、ボール支配率が低下。前半16分を皮切りに計4点を失った。

 流れを変えるべく、試合終盤に安藤主将がピッチへ。「我慢の時間が長かったが、気持ちで何とか」という執念が実る。後半40分、相手裏に抜けゴール前のボールに肉迫。さらに渡辺選手が詰めて右足でシュートを決めた。

 クラブチームで小学校からプレーした2人の連係はチームの武器だった。最後に底力を見せた安藤主将は「2年前のインターハイは勝てる感じさえなかった。ここまで戦えたことは自信になった」。渡辺選手も「最後まで諦めなかったのが自分たちらしい。悔しいがやり切った」と前を向いた。

 佐藤徳信監督は「場数が大事」と敗戦にも収穫を得た様子。太田選手はここまで導いてくれた先輩たちに「確実に決めるストライカーとしてチームを引っ張る存在になる」と自らに言い聞かせた。