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コラム 記者ワープロ

冷水でより甘く 「寒ざらしそば」仕込み 西和賀産業公社

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厳寒の中、冷たい湧水で玄ソバをすすぎ、あくを流し出すスタッフ

厳寒の中、冷たい湧水で玄ソバをすすぎ、あくを流し出すスタッフ

 【西和賀】西和賀町の第三セクター「西和賀産業公社」(代表取締役社長・細井洋行町長)で、地元産のソバの実を冷水と寒風にさらす「寒ざらしそば」の仕込みが盛んに行われている。県内有数の豪雪地帯という風土を生かした特産品で、寒の入りとなった5日は厳しい寒さの中、スタッフが玄ソバを湧水ですすぐ作業に励んだ。

 寒ざらしそばは、秋に収穫したソバの実を冷たい湧水に10日間ほど浸した後、約1週間寒風にさらして乾燥させた玄ソバを材料にして作る。寒ざらしにする手間を加えることで雑味が抜けて甘味が増すといい、「おいしい」と好評を得ている。

 暖冬とはいえ北上・西和賀地方も日に日に寒さが厳しさを増し、盛岡地方気象台によると、同日の湯田の最高気温は氷点下0・2度(午後5時現在)。冷え切った湧水の中でネット状の袋に入った玄ソバをすすいであくを流し出し、寒風にさらすため屋外に設置した棚に収容した。

 同公社によると、今年度は約1・5トンの玄ソバを寒ざらしそばとして2月中旬まで仕込む予定。湯夢プラザ(同町川尻)内にある同公社直営そば店で今月下旬から提供するとしている。

 廣瀬稔副部長兼生産加工課長は「大根の一本漬けと並び、冬の味覚として売り込んでいる特産品。皆さんにおいしいそばを味わってもらえるように作業を進めていく」と語っている。