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コラム 記者ワープロ

北上市国際交流ルーム 多文化共生支え20年

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桂かい枝さん(左)と、飛び入りで英語による落語を繰り広げる米国人ALTのケビン・プライスさん。軽妙なトークで場を盛り上げた

関係者ら歩み振り返る

 【北上】北上市国際交流ルームの開設20周年記念公演は14日、市文化交流センターさくらホールで開かれた。約300人が来場し、同ルームにゆかりのある外国出身者のトークや英語落語会などを満喫。同ルーム20年の歩みを振り返るとともに、今後の多文化共生と国際化の推進を誓い合った。

 同ルームは1996年開設。地域に住む外国人への日本語指導や日本文化紹介、相談に当たり、さまざまな国際交流イベントを企画。多言語ガイドマップ作製をはじめ、市民や子供たち対象の英会話指導など国際化の取り組みを推進してきた。

 公演では、同ルームのこれまでの活動を映像で紹介。開設のきっかけとなった米国・コンコード市との姉妹都市交流発展を願い作曲した「キャッチ・ザ・レインボー」がお披露目された。

 市内在住で同ルーム開設当初から関わった中国、ペルー、英国出身者が体験談を語り「日本に来た時はホームシックにかかったが、ルームが支えになった」「国際交流のいろいろなイベントが力になった」などと感謝。同日、コンコード市から訪れた女性は「両市の友好が続くように」と願っていた。

 続いて、海外各国で公演している落語家の桂かい枝さんとカナダ人落語家デューク・カナダさんが英語落語会を実演。桂さんは米国での公演で、ミニサイズなどさまざまな高座が用意されたエピソードをユーモアたっぷりに語り「日本の常識が通じないことも多々あった」と文化の違いを強調した。

 飛び入りで北上市内のALT(外国語指導助手)で米国出身のケビン・プライスさんも登壇。桂さんと英語を交えた落語に挑戦し、軽妙な掛け合いで来場者を笑いの渦に引き込んでいた。