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コラム 記者ワープロ

めでた舞、息ぴったり 黒岩小児童 練習総仕上げ

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練習の総仕上げにめでた舞の衣装を着て踊り、元気よく太鼓をたたく黒岩小の4、5年生

 地域の伝統芸能を受け継ごうと北上市黒岩の黒岩小学校児童が取り組んだ「めでた舞」練習の総仕上げは14日夜、黒岩地区交流センターで行われた。同校の4、5年生が優雅な舞とリズミカルな太鼓の音を披露し、保護者らから頑張りをたたえる拍手が送られた。

 めでた舞は黒岩太神楽の副舞で同地区に伝わる民俗芸能の一つ。40年近く前から同校児童が毎年練習し、踊りを継承している。

 練習は同センター主催の芸能伝承教室で行われ、黒岩太神楽保存会(昆美知男会長)が指導。今年は7日に始まり、児童たちは連日夜7時から2時間、めでた舞の歌詞を覚え、扇の回し方や太鼓のたたき方、立ち踊りなどを学んだ。

 総仕上げの14日は、8人の児童がめでた舞の衣装を着て習得した成果を保護者らに披露。4年生の太鼓演奏と「はー、めでたいな」の歌、保存会員の笛の音に合わせて5年生が元気に踊った。連日練習に励んだ児童たちの息もぴったりで、保護者らは子供たちの成長した姿を盛んに撮影していた。

 太鼓を学んだ多田陽翔君(4年)は「歌詞を覚えるのが大変だったけれど、太鼓はしっかりたたくことができた」と話し、踊り手の小田島紗椰さん(5年)は「最後の手拭いを取るところが難しかった。手の先まできれいな形で踊りを見せていきたい」と張り切っていた。

 昆会長(68)は「みんな一生懸命練習し覚えも早かった。学んだことで自信を付け、どこでも頑張れる大人へ成長してほしい」と期待した。

 児童たちは、2月に同市黒沢尻地区で開かれる新年会で初めてめでた舞を踊る。進級後は運動会や地区行事などで伝統芸能を披露する。