ホーム 県内外 一関・両磐 胆江 北上 花巻 動画ニュース
2017年3月
« 2月  
 1234
567891011
12131415161718
19202122232425
262728293031 
コラム 記者ワープロ

民俗村 旧正月の装い 行事再現、きょう餅振る舞い

(1/28)

旧暦の大みそかにみちのく民俗村内で鏡餅を供えるスタッフ

 北上市立花のみちのく民俗村で27日、旧暦で迎える正月準備が行われた。同村指定管理者の展勝地(軽石昇社長)の関係者らが敷地内の古民家や昔の農器具などに鏡餅を供え、旧暦の正月迎えを再現した。

 民俗村は曲がり家などが建ち、四季の自然とともに日本の原風景を表して観光客らを楽しませている。同社は古民家と自然との調和を大切にしようと、旧暦に合わせた行事に取り組んでおり、正月準備の再現は2年目。

 同日は旧暦で大みそかに当たり、展勝地のスタッフが民俗村で収穫したもち米で鏡餅用の餅つきを行った。15人のスタッフは1年の安寧を願って古民家や小屋、かまど、いろり、農道具、草木など約150カ所に鏡餅を供え、昨年末に市立博物館主催行事で作った年縄(としな)も民家の入り口などに飾り、正月準備を整えた。

 旧暦の元日となる28日には、関係者がお駒堂で初詣を行う。午前9時30分から神楽を奉納し、10時から午後2時まで甘酒と福餅を来園者に振る舞う。同社では「冬の静かな民俗村で旧正月の雰囲気を味わってほしい」と話している。

 同社は年間を通じ、月見など旧暦の行事を取り入れて民俗村の魅力を発信する計画。軽石社長は「民俗村が現代の忙しいリズムとは別世界の時の流れを忘れ、日本古来の文化や豊かな自然を見て感じ、元気になっていく『人間復興』となるような空間にしていきたい」と意気込んでいる。