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コラム 記者ワープロ

企業求める技術 堂々と 黒沢尻工高専攻科

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製作した機器の実演を交えて行われた黒沢尻工高専攻科学生による修了研究発表

今春修了生が研究発表

 【北上】県立黒沢尻工業高校(福士猛夫校長)の専攻科(学生19人)修了研究発表会は31日、北上市村崎野の同校で開かれた。春に修了を控えた専攻科の2年生4人が高校と専攻科の計5年間で学んだ工業・専門教育の成果を披露した。

 発表会は、内定先の企業に求められる技術や企業で製造する装置を模し、自分で設計・製作・改善した成果を周知する場として毎年開催。内定先や専攻科の授業を指導してきた外部講師や関係機関・団体などから45人が集まる中、機械コース3人、電気コース1人が、それぞれ製作した機器の実演を交えて行った。

 このうち、機械コースの高橋直也さん(19)は、内定した金属・樹脂加工会社でのインターンシップの経験から、製品加工時に発生する「バリ」とよばれる突起の自動除去装置を製作。バリを自動的に除去する方法を考案した上で、作業時間が手作業より短縮されて効率化が図られるように取り組む上で生じた課題や改善方法を発表した。

 高橋さんは、除去装置を完成させた成果を報告した一方、製品に傷が付いてしまったほか、作業の効率化が見られなかった課題を指摘。これまでの研究で「段取りの重要性を実感した」とし、「今後に生かしていく」と決意を語った。

 学生の発表に対し、参加者からは「テーマの設定が素晴らしい」「会社でも研究を続けてほしい」など激励の言葉が寄せられた。福士校長は「これまでの研究成果を生かし、地域産業を担う人材として活躍してほしい」とエールを送った。