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コラム 記者ワープロ

米国製最新3次元CAD 小原照記さん、認定技術者に

(2/9)

国内で初めて「Fusion360」の認定技術者となった小原さん

 努力実り、国内で初

 北上市相去町のいわてデジタルエンジニア育成センターの小原照記副センター長(33)=同市口内町出身=は、オートデスク(米国)製の3次元CAD(コンピュータ利用設計)ソフト「Fusion360」の認定技術者資格に日本で初めて合格した。従来に比べ安価・平易に運用でき注目が高まっているソフト。小原さんは〝お墨付き〟の技能を生かした地方からのものづくり振興に意欲を見せている。

 同ソフトは機械のほか建築、インテリアなどにも使われる。企業の使用料は年間4万円弱と格段に安く、初心者にも操作しやすい。2015年秋に日本語版が発売され、徐々に浸透している。

 同センターでも今年度に技術講座を20回以上開講。200人以上が受講し定員を超える申し込みもある。

 小原さんは一般企業を経て11年に同センターに就職。15年に現職となり、主任講師も兼ねる。同ソフトの講習を受け持ったことから、専門的に学ぼうと昨年11月に実技試験を受けた。

 これまでにもほかの3次元CADソフトの最上位の資格を複数取得している小原さん。「最新のデジタル技術は地方でも習得できると思ってきた。都会に負けないことの証明になった」と充実感を漂わせる。合格後は全国から講師依頼が相次ぎ、需要の高まりを実感。小学生の体験講座も開いており、「一層機会を増やしたい」と底上げにも尽力したい考えだ。

 小原さんら関係者は、7日に市役所を訪問。合格の報告を受けた髙橋敏彦市長は「どんどん名前を売り込みセンターを大きくしてほしい」と期待を寄せた。