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コラム 記者ワープロ

郷土の誇り 一堂に 冬のみちのく芸能まつり

(2/14)

冬のみちのく芸能まつりのフィナーレを飾った鬼剣舞の大群舞

4部構成、迫力のステージ

 【北上】「鬼よ燃えろ!冬のみちのく芸能まつりPart8」(北上市文化財活性化実行委員会主催、岩手日日新聞社など後援)は12日、市文化交流センターさくらホールで開かれた。地元の鬼剣舞をはじめとする県内外の出演者が、それぞれの古里を代表する郷土芸能で会場を熱気で包んだ。

 「文化遺産を活(い)かした地域活性化事業」で文化庁の補助を受け開催。4部構成の舞台に25の個人・団体が出演した。

 公演は、太鼓や神楽による「北上市の民俗芸能」で幕開け。中学・高校生が中心の2部「若人の熱演」では、県立一関二高太鼓道場部が息の合った演奏を見せた。

 3部「まつりの賑(にぎ)わい」の金津流獅子躍(おどり)群舞では、4団体が躍動。特別出演の竿灯(かんとう)(秋田県)はホールの天井に届くほど高い竿灯を掲げ、巧みにバランスを取って盛り上げた。

 地元の鬼剣舞には、県立北上翔南高鬼剣舞部の3年生が「刀剣舞の狂い」で堂々の“卒業演技”。前部長の小原花菜さんは「初めてこの演目を舞った広い会場で、最後も踊ることができた。伝統を受け継ぐのはもちろん、新しさも出して」と後輩に思いを託した。

 4部「鬼よ燃えろ!」の締めくくりは、成年8団体による大群舞。64人が「刀剣舞」と「一番庭の狂い」でステージいっぱいに力強い所作を披露し、大きな拍手が送られた。

 東京都武蔵野市から訪れた大内理央さん(大学1年)は「出演経験があり、もう一度高校生の鬼剣舞が見たくて来た。全体を通して迫力がある」と堪能していた。

 席上、北上鬼剣舞連合会が、昨年春の北上展勝地さくらまつりで募った東日本大震災からの復興支援金を出演した陸中弁天虎舞(大槌町)に贈呈した。