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コラム 記者ワープロ

最高評価に黒工生4人 ジュニアマイスター顕彰

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ジュニアマイスター顕彰制度で最高評価の特別表彰を受けた(左から)加藤君、千葉君、鈴木君、寺澤さん

多数の資格取得たたえる

 県立黒沢尻工業高校(福士猛夫校長、生徒・学生663人)の千葉和広君、加藤航平君、鈴木健太君(以上電子機械科3年)、寺澤実優さん(材料技術科3年)は、2016年度のジュニアマイスター顕彰で最高評価の特別表彰を受けた。工業系の資格を多数取得した生徒をたたえる制度で、年度別の受賞人数は過去最多の13年度に並んだ。4人は確かな実績を基に、就職や進学など新たな道に向かう。

 同制度は、全国工業高校長協会が生徒の得た技術や技能・知識などを賞賛するもの。測量士で30点、第1種電気工事士(筆記、技能とも合格)で20点など実績に応じた得点を加算し、30点以上がシルバー、45点以上がゴールドで評価される。

 特別表彰は最上位で、ゴールドを取得した上、高度な技能・実績、八つの実績での合計点数が60点以上など厳しい条件が設定されている。4人は3年間で多数の資格を取得し、難関を突破した。

 千葉君は同校最高の84点で、電子機械科で初めて1級ボイラー技士に合格する成果も挙げた。「長期間継続する取り組みが苦手だったため、達成感がある。ノウハウを会社でも生かしたい」と胸を張った。

 76点の加藤君は「努力が実った。取得過程の大変だった経験を生かし、会社でも良い人材になれたら」と成果をかみしめる。66点の鈴木君は「部活動と授業、資格取得の全てに取り組めた。進学して勉強を継続する」と喜んだ。

 61点の寺澤さんは、県内高校生では数少ない甲種危険物取扱資格の合格者。生徒会長も務める多忙な高校生活を振り返り、「何かに偏らず取り組むスキルは社会でも必要」と充実した表情を見せた。

 同校では今年度、特別表彰の4人を含め15人がゴールド、34人がシルバーの評価を受けている。実績を取りまとめた加藤正電気科長は「国家資格と技能検定以外に、特別授業などを受けず生徒が自主的に取り組んだものもある。これだけの数を達成できたのは努力による部分が大きい」とたたえた。