ホーム 県内外 一関・両磐 胆江 北上 花巻 動画ニュース
2017年3月
« 2月  
 1234
567891011
12131415161718
19202122232425
262728293031 
コラム 記者ワープロ

3氏に詩歌文学館賞 5月27日贈賞式

(3/3)

詩 集 来住野恵子さん
短歌集 波汐 國芳さん
俳句集 後藤比奈夫さん

 【北上】詩歌の3部門で前年刊行された優れた作品集を顕彰する第32回詩歌文学館賞に、来住野恵子さん(57)の詩集「ようこそ」(思潮社)、波汐國芳さん(91)の短歌集「警鐘」(角川文化振興財団)、後藤比奈夫さん(99)の俳句集「白寿」(ふらんす堂)が決まった。北上市本石町の日本現代詩歌文学館で5月27日午後3時から贈賞式が行われる。

 同賞は同館振興会や一ツ橋綜合財団、同市などが主催。同財団が2日に受賞作を発表した。

 詩部門の来住野さんは東京都出身、八王子市在住。東京純心女子高校卒で、アテネ・フランセなどでフランス語を学ぶ。外資系IT企業で秘書を務め、1987~91年の渡米中に「ユリイカ」に投稿を始め、90年に「ユリイカの新人」に選ばれた。「ブリリアント・カット」「リバティ島から」「天使の重力」などを刊行している。

 短歌部門の波汐さんは福島県いわき市出身、福島市在住。47年に「潮音」に入社し、太田水穂、四賀光子に師事。55年に第3回短歌研究の50首詠で入選した。2003年には「落日の喝采」で第6回福島県歌集賞、07年の「マグマの歌」で第34回日本歌人クラブ賞を受けている。「翔」発行人で、「潮音」と「白夜」の選者。

 俳句部門の後藤さんは大阪府生まれ、神戸市在住。電気会社を設立後、1952年から俳人で父の後藤夜半に学び、54年に「諷詠」の編集兼発行人、後に名誉主宰。85年からは俳句に専念している。「沙羅紅葉」が第2回俳句四季大賞、「めんない千鳥」が第40回蛇笏賞に輝き、2015年には山本健吉賞を受けている。