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コラム 記者ワープロ

県内最大拠点が完成 北上 岩手郵便局披露式典

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岩手郵便局開局を祝い、テープカットする日本郵便の髙橋会長(左から3人目)、髙橋市長(同4人目)ら

21日から業務開始

 日本郵便(本社東京都千代田区)が北上市相去町の北上南部工業団地で建設を進めていた、本県エリアを受け持つ新たな地域区分郵便局「岩手郵便局」が完成した。県内の郵便物やゆうパックの区分作業を一手に担い、21日に業務開始を予定。3日は現地で開局披露式典が行われ、県内最大規模の郵便・物流拠点の誕生を祝った。

 集配局の区分作業を地域区分局に集約し、日本郵便が生産性向上へ全国で進める郵便・物流ネットワーク再編の一環。本県では現地域区分局の盛岡中央郵便局が手狭で、日本郵便は東北自動車道北上金ケ崎インターチェンジ(IC)に近接し広大な敷地のある同団地に決めた。

完成した岩手郵便局の内部。県内の郵便、物流拠点として広々としたスペースが確保された

 岩手郵便局は鉄骨造り3階建て(高さ15・5メートル)で、建物面積約2万5000平方メートル。土地面積は盛岡中央局の7倍、東京ドームの1・4倍となる約6万5000平方メートル。総投資額は約60億円。日本郵便が市から用地を取得し15年10月に着工、17年2月21日竣工した。

 局内には県内初の大型郵便区分機をはじめ、最新鋭の各区分機などを配備。1日当たり郵便8万通、ゆうパック2万個を扱う。将来的に秋田、青森両県でのコメやリンゴなどの特産品ゆうパックの一部も担う構想だ。

 東北初の物流ソリューションセンターを併設。同局1、3階フロアの一部を物流倉庫とし、事業主から預かった商品などの保管、梱包(こんぽう)といった倉庫作業から配送までのトータル物流サービス業務にも当たる。

 式典には取引先や施工業者、行政などの関係者ら50人以上が出席。日本郵便の髙橋亨代表取締役会長は「北東北の十字路、高速物流拠点都市に建設でき、皆さま方に感謝したい」と謝意を示し、髙橋敏彦市長は「立地企業もセンターを活用し、共に発展していただければ」と期待した。

 北上鬼剣舞連合会が勇壮な鬼剣舞を披露し、髙橋会長や髙橋市長らがテープカット。小包区分機の始動式や内覧会も行われた。

 開局当初は従業員約200人体制。約100人が各地から異動し、約100人が契約社員などとして新規雇用される。

 ゆうパックは21日、郵便物は5月4日から業務を始める。駐車場は518台分確保。一般向けの窓口業務はしない。