ホーム 県内外 一関・両磐 胆江 北上 花巻 動画ニュース
2017年5月
« 4月  
 123456
78910111213
14151617181920
21222324252627
28293031 
コラム 記者ワープロ

復興の歩み発信 北上でドラマ上映会 監督ら被災地へ思い

(3/6)

「岩手復興ドラマ」で舞台あいさつする(左から)都鳥拓也さん、佐藤さん、刈屋さん、都鳥伸也さん

 【北上】東日本大震災からの復興の歩みを発信する「岩手復興ドラマ」の県内上映会が5日、北上市さくら通りの市文化交流センターさくらホールで開かれた。県南では皮切りとなる先行上映で、舞台あいさつでは監督や出演者が被災地への思いを語った。

 県などの東日本大震災復興動画制作プロジェクトとして、復興庁の被災者支援総合交付金を活用し制作。キャストは県人や出身者、ゆかりのある人で固め、大きな被害を受けた陸前高田、大船渡両市などで撮影した。

 同日は500人以上が来場。絵本を通して震災の実体験を語り継ぐ家族の物語「日本一ちいさな本屋」、ボランティアの女性の不思議な体験を通して犠牲者との心のつながりを描く「冬のホタル」を観賞した。

 舞台あいさつでは、「冬のホタル」の監督を務めた双子の都鳥拓也さん、伸也さん(北上市)、主演の会社員刈屋真優さん(23)=盛岡市=と、「日本一ちいさな本屋」に出演した学生佐藤聖梨奈さん(20)=奥州市=がステージに立った。

 伸也さんは「脚本は亡くなった人から生きている人へのエール。亡くなった人は生き残った人が苦しむことを願っていないはず。一緒に未来を見ていこうと思い撮った」と解説。撮影を主に手掛けた拓也さんは「脚本と違う場所になっても、街の復興の様子が見えるような映像にした」と明かした。

 刈屋さんは「ドラマはインターネットやテレビでも放映される。県外の人も見られるので、何かを感じてほしい」と期待。佐藤さんは「これまで復興に関われなかったが、募集を見てこれなら力になれると思って参加した」と語った。

 上映会は7日に宮古市民文化会館、8日に一関市の一関文化センター、10日に盛岡市民文化ホールでも開催。「日本一ちいさな本屋」は20日午後3時50分から岩手めんこいテレビ、「冬のホタル」は18日午後3時からIBC岩手放送などで放送される予定。