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コラム 記者ワープロ

海外で視野を広く初の派遣事業 生徒10人中国へ

(3/9)

初の生徒海外派遣事業で中国を訪問する黒沢尻北高の生徒

黒沢尻北高

 県立黒沢尻北高校(菊池浩校長、生徒703人)は、生徒の海外派遣事業を初めて実施。選抜された1、2年生10人が、12日から6泊7日の日程で中国広東省深圳市などを訪問する。出国を前に7日、北上市常盤台の同校で出発式が行われ、生徒が世界に見聞を広める決意を示した。

 グローバル時代の人材育成を目指す事業で「HABATAKE(はばたけ)!『黒陵』」と銘打ち、同校同窓会やPTA、地元企業などから支援を受けて実現。同校は2015年度から地域課題の解決策を探る総合学習「きたかみ世界塾」に取り組んでおり、派遣はこの授業とも連動する。

 応募の中から選ばれた生徒10人は、現地に詳しい関満博一橋大名誉教授から事前講義を受けた。経済特区で日本企業の進出も多く“世界の工場”といわれる深圳では、テクノセンターや大学などを訪れる予定で、経済発展著しい香港にも立ち寄る。

 出発式では、千葉治副校長が「世界塾で培った高校生らしく考える力を発展させ、自ら進んで勉強してくる研修にしてほしい」、伊藤彬同窓会長が「企業誘致で良く知っている東アジアを多くの生徒に知ってほしい。さまざまなチャレンジの機会があるので、分からないことは現地でどんどん聞いてみて」とエールを送った。

 決意表明では、代表の鎌倉将君(2年)が「自己中心的な考えは、さまざまな考えが飛び交うグローバル社会で埋もれてしまう。海外を直接肌で感じれば自分を変えられる。見識を深め北上、岩手、日本に還元したい」と意気込みを語った。

 派遣生徒は鎌倉君のほか、及川真奈加さん、岩淵奈々花さん、柴田優花さん、菊池菜穂さん、菊地萌香さん(以上2年)、及川路央君、小澤誠也君、北村芳野さん、小原瑞貴さん(以上1年)。

 帰国は18日。5月1日に同校で報告会を開く予定。