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コラム 記者ワープロ

夢灯り前に鬼剣舞奉納 北上で追悼行事

(3/12)

夢灯りを前に奉納された黒沢尻北鬼剣舞

 北上市の黒沢尻22区有志の会(伊澤邦晃代表)が主催する「東日本大震災3・11 七回忌追悼夢灯(あか)り」は11日、同市の常盤台てんぼう公園で開かれた。避難者を含む市民が参列して点火。津波で大きな被害の発生した沿岸部に向けて祈りをささげた。

 犠牲者を悼み、震災の記憶を引き継ぐため毎年開催。被災者に寄り添おうと手作りしている夢灯りは、市民の協力で約850個が集まった。公園中央に「3・11 七回忌」の文字をつくるように並べた柔らかな光を囲み、幅広い年代の約300人が参加した。

 席上、同市和賀町煤孫の慶昌寺から迎えた物故者の精霊塔に、伊澤代表、髙橋敏彦市長をはじめ参列者が献花。黙祷(もくとう)をささげた。黒沢尻北鬼剣舞は、沿岸方面を向き2演目を奉納。県立黒沢尻北高校音楽部の歌に続き、参加者全員で「花は咲く」を斉唱した。

 陸前高田市広田町出身で北上に移り住んだ日本舞踊指導者の柳下明さん(69)は、震災で多くの教え子を失った。「高田に住んでいた頃ほど充実感はないが、徐々に仕事も多くなってきた。追悼行事はありがたく、毎年参加している」と話していた。