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コラム 記者ワープロ

園歌で感謝と別れ 飯豊保育園が閉園式

(3/19)

来年度から民間運営

閉園式で声を合わせ園歌を歌う飯豊保育園の最後の年長児

 2017年度から民間に運営移管し新園舎となる北上市立飯豊保育園(加藤恵子園長)の閉園式が18日、同市村崎野の同園で開かれた。園児をはじめ関係者が、同市で最も歴史の古い公立保育園との別れを惜しんだ。

 市や園の関係者、地域住民ら約120人が出席。髙橋敏彦市長は「歴史は幕を閉じるが、足跡や伝統は支えてきた思いと共に新しい園に引き継がれ発展する。市も安心して子供を産み育てられる環境のため、幅広い視野で支援する」と式辞。

 来賓のうち、佐藤貞悦飯豊地区振興協議会副会長は「農業で忙しく子だくさんの住民にとって開園は印象的で鮮明に覚えている人が多く、先見の明があった。園は新しく生まれ変わり、子供たちを育ててくれるだろう」とあいさつした。

 加藤園長と年長児代表の伊藤朱音ちゃんは、園舎のマスコットキーを小原善則教育長に手渡した。「お別れのことば」では、16日に卒園式を終えたばかりの最後の年長児25人が歌を交えて思い出を振り返った。「園と私たちも一緒にお別れです。ありがとう、さようなら」と声を合わせ、元気に最後の園歌を披露した。

 同園は1956年開園。78年に現在の園舎が完成し、90年にはこども鬼剣舞が始まった。当初60人の定員は拡大して2015年には100人となり、61年間の卒園生は1980人。老朽化が進み、待機児童解消と保育充実のため閉園が決まった。

 運営事業者となった社会福祉法人平和会(金澤重俊理事長)は、市の補助で地区に「いいとよ保育園」を建設。0~5歳児(定員120人)のほか病後児、一時預かりなど幅広い需要に応える。