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コラム 記者ワープロ

ハクガン みっけ! 希少渡り鳥、相次ぎ飛来確認

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田んぼで餌を探すハクガン=22日午後2時26分ごろ、北上市和賀町岩崎新田地内(及川勇治さん撮影)

 【北上】国内では一時ほとんど姿が見られなくなったハクガンが北上市内などで目撃され、愛鳥家の間で話題になっている。

 ハクガンは、乱獲のため1940年代に国内で越冬する個体がなくなったとされる渡り鳥。国際的な生息回復事業で卵がアメリカ大陸などからロシアなどに送り込まれ、日本でも近年、秋田県の八郎潟などで確認されている。

 日本白鳥の会会員の及川勇治さん(68)=金ケ崎町西根二ツ堤=は16~22日にかけて、同市和賀町岩崎や同町岩崎新田などの田んぼで5回にわたりハクガンを撮影。親子とみられる2羽も含まれ、最大で5羽を一度に目撃した。

 渡り鳥の一大飛来地にある伊豆沼・内沼サンクチュアリセンター(宮城県栗原市)に問い合わせたところ、同センター周辺でも今冬は昨年11月の時点で7羽の飛来が確認されているという。昨年も2羽を目撃した及川さんは「1羽見た人はたくさんいるが、北上で5羽も見られるとは」と驚く。

 日本野鳥の会北上支部の髙橋知明支部長(67)は2月に北上市更木、3月に東北道花巻インターチェンジ付近で2羽以上を見つけ、カメラに収めた。

 いずれも北に向かう途上とみられる。髙橋支部長は「ガンの群れに交じっていないか気を付けて見てきた。数が増えてもまだ多くないと言われているが、実際にはもっと来ているのかもしれない」と話している。