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コラム 記者ワープロ

詩歌に見る音の情景 現代文学館今年度常設展

(4/12)

音をテーマにした詩歌作品などを公開している2017年度常設展「詩歌と音のプリズム」

参加型空間芸術も

 【北上】日本現代詩歌文学館(篠弘館長)の2017年度常設展「詩歌と音のプリズム」は、北上市本石町の同文学館で開かれている。音をテーマにした詩歌53点のほか、来場者参加型インスタレーション(空間芸術)などを展示。作者がそれぞれに感じた多様な音の世界を伝えている。

 同文学館の常設展は、毎年テーマに沿って現代詩歌をピックアップし、1年にわたって紹介している。今回は、音楽や自然、日常生活の中で生まれるさまざまな「音」に着目。「この山を くすぐつてゐる 初音かな」「灯の下に ときどき顔を 見合はせて 風の音聞く 猫と子どもと」など作者直筆の詩や短歌、俳句、川柳を三つに分類して取り上げた。

 本展ではこのほか、「光と風のトポロジー」と銘打った幾何学的な装飾から成るインスタレーションと、備え付けの用紙にメッセージを書き込んで飾り付ける来場者参加型インスタレーション、ビジュアルポエトリー(視覚詩)11点、同文学館で行われた音をテーマにしたパフォーマンスを収録した映像も公開している。

 同文学館は「どのような音が見出され、同時に詩歌という文芸がいかに捉えられるのか、それぞれの作品にぜひ耳を傾けてもらいたい」とし、来場を呼び掛けている。

 期間は18年3月18日まで。時間は午前9時~午後5時。休館日は12月以降の月曜日、12月28日~来年1月4日。問い合わせは同文学館=0197(65)1728=へ。