ホーム 県内外 一関・両磐 胆江 北上 花巻 動画ニュース
2017年6月
« 5月  
 123
45678910
11121314151617
18192021222324
252627282930 
コラム 記者ワープロ

小松さん、本県初の優勝

(4/16)

秋田民謡全国大会の唄・高齢者の部で頂点に立った小松さん。全部門通じて本県初の優勝者となった

秋田民謡全国大会 唄・高齢者の部
 北上市有田町の小松正宏さん(72)は、8、9の両日に秋田県大仙市で開かれた第8回秋田民謡全国大会(同県民謡協会主催)の唄・高齢者の部で優勝を果たした。同大会の全部門を通じ、本県からの出場者が頂点に立つのは初めて。「『民謡の宝庫』秋田で優勝できてうれしい」と喜びをかみしめ、さらなる精進を誓っている。

 唄・踊り・演奏の計5部門で実施され、唄・高齢者の部には全国から37人が出場。初出場の小松さんは20年以上愛唱している「秋田荷方節」で初日の予選を勝ち抜き、最終日の決勝を9人と争った。

 予選で審査員から指摘された箇所を他の出場者の歌声も参考に修正。「優勝はできないと思い緊張せず歌えた。一つの唄でも味を出すには何十年もかかると実感した」と感慨を込めた。

 山形市出身で、北上に移り住んで50年以上。囲炉裏で父親が歌う姿を見て1960年ごろから北上の保存会で民謡を習い始めた。現在は日本民謡協会師範教授、日本郷土民謡協会名誉教授の資格を持つ。各種大会での優勝・入賞数は130を超え、トロフィーやカップは自宅の一室に収め切れないほどという。

 岩手小松会を主宰し、北上のほか奥州市や一関市などに30人ほどの弟子を抱える。

 小松さんは「『もう出なくても』と言われることもあるが、出場して各地の民謡を勉強することが生徒のためになる」と語り、これからも挑戦し続ける考えだ。