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コラム 記者ワープロ

笑顔励みに慰問1000回 民舞踊江釣子会会主後藤さん

(5/9)

1000回慰問を達成し花束を贈られる後藤さん(左)

福祉施設へ元気お届け

 【北上】民舞踊江釣子会会主の後藤孝男さん(68)=北上市北鬼柳=は6日、福祉施設慰問が1000回に達した。月の半分ほどを慰問活動に奔走することもある後藤さんは「皆さんに喜んでもらえることが何より。次は2000回を目指したい」と意気込み、これからもお年寄りたちに元気を届ける。

 後藤さんは元和賀東中学校長。県北の学校に赴任していた30代の頃に津軽三味線と踊りを始めた。江釣子中教頭時代に民謡を教えていた生徒らと地域の老人ホームを訪問したのをきっかけに個人で1997年から慰問活動を続け、三味線演奏などを披露している。

 初めは後藤さんだけの活動だったが、その後妻清子さん(66)も加わり歌や三味線、踊りでお年寄りたちを楽しませる。現在は同会の会員と共に活動している。

 節目の1000回公演は、同市村崎野のデイサービスセンターいいとよで行われ、後藤さん夫妻と会員合わせて11人が訪問した。後藤さんは「皆さんの笑顔を見たくてお邪魔したら1000回になった。これからもよろしく」と約30人の利用者に声を掛けた。

 同日は津軽三味線曲弾きや「真室川音頭」「八木節」「旅笠道中」など13曲を披露。後藤さんの三味線伴奏に合わせて清子さんが舞い、後藤さんが股旅姿やマドロス衣装でさっそうと現れて軽快に踊りを見せた。

 お年寄りたちは手拍子を打ち口ずさみ、演奏が終わるたびに拍手。利用者らが後藤さんに花束を贈り、長年の活動に感謝した。青木ミキさん(90)は「何回見ても面白い。うれしい気持ちになる」と喜んでいた。

 後藤さんは同市のほか花巻市や奥州市、金ケ崎町などの施設でも慰問活動を続ける。「共に楽しみ、皆さんの笑顔に励まされ続けてこられた。次は2000回を目指し、新たな気持ちで頑張りたい」と意欲的に語る。