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コラム 記者ワープロ

「ユキノチカラ」商標登録 9事業所15品、販路拡大に力

(5/11)

ユキノチカラの商品の前で商標登録証を手にするスタッフ。地域の魅力発信に期待が寄せられる

西和賀ブランド確立へ

 西和賀町などが進めてきたデザインプロジェクトで誕生した地域ブランドが、「ユキノチカラ」として特許庁に商標登録された。同プロジェクトで進めてきたブランドが公的に認められたことで、これまで蓄積してきた信用の高まりや地域資源を生かしたさらなる活性化が期待される。

 同プロジェクトは、町と町内事業所、県内在住のデザイナー6人が連携し、グッドデザイン賞を主催する日本デザイン振興会や北上信用金庫など4者の支援も受け、2015年9月に始動。地域の食材を活用して新たに開発した商品に訴求効果の高いパッケージデザインを組み合わせ、販路拡大を図っていく取り組みとして始まった。

 16年3月には、町にとってマイナスイメージの雪が持つ食材の魅力を引き出す効果に着目し、地域ブランド「ユキノチカラ」を創設。16年度までの2カ年で、和洋菓子やどぶろく、そば、地ビールなど9事業所の15品が同ブランドの下で商品化された。

 ブランド化は、地域資源を生かした町内の特産品の良さを分かりやすくPRし、価値を高めて発信していくのが狙い。昨年12月に特許庁に商標登録を出願し、17年4月7日に登録された。商標権者は西和賀町。

 参加事業者団平の高橋雅樹代表取締役(61)は「参加事業者の団結が図られ、さらなる事業推進に向けた動機付けにつながる。新たな事業所の参入もあるのでは」と期待を寄せる。

 町や同振興会によると、これまでの2年間で、当初掲げた魅力的な商品の発信を通じた町のPRと誘客には一定の成果を感じているとし、3年目の17年度は販路の定着・拡大に努めていく考えだ。同振興会事業部の鈴木紗栄課長は「ブランドの信頼を保てるような管理・運営体制を整えていく」と語っている。

 ユキノチカラ参加事業者と商品は次の通り。

 ▽団平=雪のようせい▽お菓子処たかはし=金と銀のフィナンシェ、カクテルケーキ雪国・ホワイトレディ▽工藤菓子店=西和賀の雪玉 ほろりん▽サンタランド=サンタランドのポンセン▽西和賀産業公社=西和賀のどぶろく ユキノチカラ、ユキノチカラめし、生ドレッシング、寒ざらしそば、西わらび、ピクルス▽湯田牛乳公社=ゆきぼっこ▽銀河高原ビール=ユキノチカラ 白ビール▽やまに農産=食べる甘酒 あまゆきちゃん▽農事組合法人アースコネクト=ユキノチカラ米