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コラム 記者ワープロ

都鳥兄弟2作品 DVD化 「人」支える取り組みに焦点

(5/12)

DVD化された2作品のパッケージを手にし、鑑賞を呼び掛ける拓也さん(左)と伸也さん

希望のシグナル/1000年後の未来へ

 映画製作者として活躍する北上市在住の双子の兄弟都鳥拓也さん(34)、伸也さん(同)が製作した二つのドキュメンタリーが、DVD化された。いずれも弱者を支え、命を大切にする人たちの取り組みに焦点を当てた作品で、ファンの要望によって実現した。

 DVD化されたのは、2012年公開の「希望のシグナル-自殺防止最前線からの提言」と14年公開の「1000年後の未来へ-3・11保健師たちの証言」の2作品。

 2人がロングラン・映像メディア事業部を設立して最初と第2作に当たるもので、いずれも拓也さんが企画・製作・撮影・編集を担当し、伸也さんが企画・製作・監督を務めた。

 同事業部初作品の希望のシグナルは、自殺を防止しようと奮闘する人々を追った作品。当時自殺率が高かった秋田県で実施していた取り組みを1年にわたって取材した成果が収められており、さまざまなアイデアで自殺防止に挑む人たちの熱意が、行政や医師会、商工会議所などを動かし、大きな運動に発展した取り組みが102分にまとめられている。

 第2作の1000年後の未来へは、東日本大震災で被災した岩手、宮城、福島3県の現場で活躍した保健師たちが被災者を支えた取り組みについて証言を通じて記録したほか、田野畑村で原子力発電所の反対運動を行った故岩見ヒサさんの貴重なインタビューも収録。98分にわたる力作に仕上がっている。

 第1作の公開から5年、第2作目から3年が経過する中、一度も見たことがない人たちやもう一度鑑賞したい人たちの声によってDVD化が実現。2人は「弱い立場の人を支え、命を大切にすることは人として普遍的なテーマ。この機会にぜひ鑑賞してもらいたい」と呼び掛ける。

 いずれも同事業部の公式サイトから購入できる。希望のシグナルは5400円、1000年後の未来へは1万800円で販売している。

 問い合わせは同事業部=0197(67)0714=へ。