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コラム 記者ワープロ

災害情報伝達を確認 北上市と管理事務所

(6/2)

電光表示板の確認などが行われた災害情報伝達訓練

ダム設備使い訓練

 国土交通省東北地方整備局北上川ダム統合管理事務所と北上市は1日、市内で災害情報伝達訓練を行った。大雨による和賀川の増水や湯田ダムの放流に備え、避難情報の円滑な伝達や機器の動作などを確認した。

 同事務所と市は、2006年に湯田ダムの放流警報設備を利用した災害情報の伝達を支援する協定を締結。ダム放流警報用スピーカーや電光表示板を使い、和賀川沿いの住民に対して災害の危険情報を伝えることを目的としている。

 15、16年に続く合同訓練には同事務所湯田ダム管理支所と市、県などから12人が参加。3班に分かれて情報伝達の確認作業が行われた。

 このうち、山内純一同支所長らの班は、九年大橋近くにある和賀川ふれあい広場入り口と九年橋せせらぎ公園の各電光表示板の文字表示を点検。「避難勧告」「発令中」などの文字がスムーズに動き、点滅表示が見やすいかなどを確認した。

 ふれあい広場から西側に離れた鬼柳小学校付近と市民ゴルフ場駐車場の2カ所で、同広場付近に設置したダム放流警報用スピーカーから出された音声の聞こえ方もチェック。雨が降っていたこともあり、小学校付近では音声が聞こえないことも明らかになった。

 山内支所長は「雨でより実践的な訓練となったが、情報が聞こえにくいなどの課題も分かった。結果を分析し、住民への情報が速やかに伝わるよう対策を講じていきたい」と語り、佐藤康浩市消防防災課長は「災害時にはさまざまな手段で速やかに市民へ情報を伝えていかなければならない」と気を引き締めた。