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コラム 記者ワープロ

汗拭い白炭作り 普及拡大に向け体験会

(6/7)

赤々と燃えた白炭を窯から取り出す参加者

 白炭の普及に取り組む一般社団法人楽炭(らくたん)(千田淳代表)は6日、北上市和賀町岩崎地内に設置した窯で2017年度最初の炭出しを行った。参加者は焼成された炭を砂で冷やすなど、窯の熱さを受けながら白炭作りを体験した。

 窯は16年に構築され、同法人は県産白炭の再興に向けて製炭を進めている。今回は長さ約1・2メートルに切ったナラやクリなど約1・5トンの原木を使って5月31日に火入れを行い、約1週間焼き続けた。

 炭出し体験には4人が参加。真っ赤に燃え盛る白炭を専用の棒で窯からかき出し、砂をかぶせて冷ます作業を行った。

 農業の佐藤孝志さん(39)=和賀町煤孫=は「冬場は林業の仕事もしたいと考え、炭関係も手掛けたい。夏場の炭作りは暑くて大変だろう」と吹き出る汗を拭い、小田嶋敏男さん(79)=同町岩崎=は「炭作りを手伝っているが、岩崎発の自慢の炭になれば」と期待した。

 千田代表は「今回は約100キロの白炭ができたのではないか。思ったよりも量が多く、良い仕上がりになった」と笑顔を見せた。

 同法人は、秋ごろにも体験会を計画。千田代表は「白炭がどのようにできるかを子供たちに知ってもらいたい。岩手産の炭の普及拡大につながれば」と願い、白炭のネーミングも検討している。

 出来上がった白炭は販売も行う。問い合わせは千田代表=090(3984)0717=へ。