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コラム 記者ワープロ

所作たおやかに 女舞で競演 大乗神楽大会

(6/13)

女性の所作を取り入れた「帝童」の一場面

 第23回大乗神楽大会(北上市立鬼の館、市大乗神楽保存会連絡協議会主催、岩手日日新聞社など後援)は11日、同市和賀町岩崎の同館で開かれた。市内を中心に8団体が特色ある計14演目を上演し来場者を魅了した。

 市内と花巻市の一部に伝承され、地域に密着して修験の要素を色濃く残す特徴的な舞を広く北上市民に紹介し、継承への機運醸成につなげようと毎年開催。「たおやかに舞う 女舞競演」がテーマの今回は、市内の7団体に加え、ゲストの早池峰大償流土沢山伏神楽保存会(花巻市東和町)が出演した。

 このうち、村崎野大乗神楽保存会は、大乗神楽唯一の女舞「帝童」を披露。若女の面をかぶり、紋付き小袖に白足袋姿で錫杖(しゃくじょう)と畳扇を手に女性の所作を取り入れた舞を繰り広げた。

 演目の中盤からひょっとこの面をかぶった男が加わり、女舞のまねや終盤の太鼓奏者との掛け合いで来場者を楽しませた。花巻市東和町の千葉正人さん(73)は「各団体の特徴ある演目を鑑賞することができて、見応えがあった」と喜んだ。

 会場には約200人が訪れ、立ち見が出るほどの盛況ぶり。同館の島津秀仁館長は「女舞やゲストの土沢山伏神楽など見どころが多かったため、多くの皆さんに楽しんでいただいた。これからもテーマの設定などさまざまな企画を打ち出していきたい」と話した。