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コラム 記者ワープロ

犯罪、非行ない地域へ 社明運動北上集会 児童が堂々体験発表

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社会を明るくする運動北上集会で体験発表する小学生

社会を明るくする運動北上集会で体験発表する小学生

 北上市地域安全推進市民会議主催の社会を明るくする運動北上集会は27日、同市の日本現代詩歌文学館で開かれた。一日保護司の委嘱や市内全小学校の体験発表などがあり、犯罪や非行のない明るい地域社会を築く意識を高めた。

 全国的な運動に呼応し、関係者、児童の保護者ら約150人が参加。同市民会議会長の髙橋敏彦市長が「刑法犯は減っても60%は再犯といい、一度過ちを犯した人を地域で支え、二度と犯させないことが大事。大人の思いを子供たちに伝え、非行に走らせない取り組みを全市的に広めたい」とあいさつした。

 来賓の小原善則教育長が祝辞を述べ、一日保護司に委嘱された黒沢尻工業高校2年の中澤佑哉君、金澤未来君の2人が安倍晋三内閣総理大臣のメッセージを伝達した。

 市内17小学校の各代表児童が日常的な体験に基づく考えなどを3分の持ち時間で発表。運動会の応援団長やキャプテンを務めて学んだこと、スポーツ大会で負けた悔しさをばねに努力して力を伸ばしたことなどを堂々と発表した。

 佐々木柚音さん(いわさき小6年)は、米国生活を経験し、最初は言葉が分からず毎日泣いていたが、たくさんの人に声を掛けて分からないことは積極的に聞き返すうちに少しずつ分かるようになり「何かの目標に向かって努力を続ければ必ず何かが変わり、自分も変われる」と主張した。

 安部武琉君(黒沢尻西小6年)は、いつも独りでいた女子に勇気を出して声を掛け、友達になった経験から「友達の存在は自分の心の一部。優しくすれば友達が喜び、自分もうれしくなる」とし「独りで悲しい思いをする友達が一人もいなくなれば」と願った。

 昆遥君(江釣子小6年)は、野球が得意で料理もする大好きだった祖父が5年前に亡くなって初めて身近で大切な人の死に接し「悲しかったが、今も心の中に生きていて見守ってくれている気がする。自分もおじいちゃんのような人になる。おじいちゃん見ていてね」と呼び掛けた。

 発表後は、更生保護施設から届いた手紙を紹介し、三田崇市PTA連合会副会長が同運動に取り組む決意を表明した。