Iwanichi Online 岩手日日新聞社 https://www.iwanichi.co.jp momotto 岩手日日電子新聞 Fri, 29 Mar 2024 01:10:00 +0000 ja hourly 1 https://wordpress.org/?v=5.2.11 全国コン3位入賞 花泉中3年 熊谷遼子さん 国土緑化運動ポスター原画【一関】 https://www.iwanichi.co.jp/2024/03/29/12465413/ Thu, 28 Mar 2024 19:59:00 +0000 https://www.iwanichi.co.jp/?p=12465413  一関市立花泉中学校3年の熊谷遼子さん(15)は、国土緑化推進機構が実施した国土緑化運動・育樹運動ポスター原画コンクールで、全国3位相当の国土緑化推進機構理事長賞を受賞した。熊谷さんは「驚いたと同時にうれしかった。高校でも機会があったらまたコンクールに応募してみたい」と喜びを語っている。

 同コンクールは、緑化思想の普及と高揚を図るため、小中学校、高校、特別支援学校の児童生徒を対象に作品を募集。熊谷さんの作品は、県コンクールで中学校の部142点の中から県知事賞(1位相当)と県緑化推進委員会理事長賞を受賞し、県代表として推薦された全国コンクールでは中学校の部9691点の中から3位相当に選ばれた。

 受賞作品の画題は「クリーンな未来で笑おう!」。地球から伸びた大木の上でさまざまな人種の子どもたちが笑顔を見せている絵で、動きを感じさせる構図や人々のデッサン、彩色などが高く評価された。

]]>
 一関市立花泉中学校3年の熊谷遼子さん(15)は、国土緑化推進機構が実施した国土緑化運動・育樹運動ポスター原画コンクールで、全国3位相当の国土緑化推進機構理事長賞を受賞した。熊谷さんは「驚いたと同時にうれしかった。高校でも機会があったらまたコンクールに応募してみたい」と喜びを語っている。

 同コンクールは、緑化思想の普及と高揚を図るため、小中学校、高校、特別支援学校の児童生徒を対象に作品を募集。熊谷さんの作品は、県コンクールで中学校の部142点の中から県知事賞(1位相当)と県緑化推進委員会理事長賞を受賞し、県代表として推薦された全国コンクールでは中学校の部9691点の中から3位相当に選ばれた。

 受賞作品の画題は「クリーンな未来で笑おう!」。地球から伸びた大木の上でさまざまな人種の子どもたちが笑顔を見せている絵で、動きを感じさせる構図や人々のデッサン、彩色などが高く評価された。

]]>
画題や技法個性競う いわい美術展【一関】 https://www.iwanichi.co.jp/2024/03/29/12465279/ Thu, 28 Mar 2024 19:58:00 +0000 https://www.iwanichi.co.jp/?p=12465279  第24回いわい美術展2024は28日、一関市大手町の一関文化センターで始まった。会員と一般参加者合わせて31人が50点を出展。個性豊かな作品が来場者を魅了している。31日まで。

 一関地方の美術愛好者らで組織するいわい美術振興協会が毎年開いている作品展で、1人1、2点ずつ出品。油彩画を中心に水彩画、パステル画、アクリル画、鉛筆画、デッサン、和紙絵画、石彫などが展示されている。画材や技法だけでなく、モチーフも風景、人物、動物、植物と多彩で、作者それぞれの表現が見られる。

 会員の中には一関地方以外から参加している人もおり、このうち、宮城県気仙沼市唐桑町の玉川浩嗣さんは、仙台市の定禅寺通りと思われる風景とホオズキを描いた水彩画2点を出展。奥行きの感じられる構図と美しい色合いが目を引く。

 及川功至理事長は「毎回見ているとテーマがだんだん多様化し、深みも出ている。展示会後の合評会では良いところを指摘し合って次作に力を向けられる」と話し、「会員の高齢化が進んでいるが、若い人も少しずつ入ってきている。絵を追究したい人は、ぜひ入会してほしい」と語った。

 入場無料。開催時間は午前10時~午後5時(最終日は4時まで)。

]]>
難関突破 剣道7段 鈴木さん(奥州市協会)快挙 「これからも鍛錬」と意欲 https://www.iwanichi.co.jp/2024/03/29/12467105/ Thu, 28 Mar 2024 19:57:00 +0000 https://www.iwanichi.co.jp/?p=12467105  奥州市剣道協会の鈴木美喜子さん(65)は、合格率16・7%という難関を突破して剣道7段となった。鈴木さんは「8段は本当に極めた人しか合格できない雲の上の段位。それに次ぐ7段は私のような一般剣士にとって最上位に相当する。信じられない」と、6段合格からコロナ禍での自粛期間などを経て足かけ10年で念願をかなえた喜びを語る。

 審査会は全日本剣道連盟が主催して2月中旬に長野県で開かれ、全国から550人が受審。合格者92人のうち60歳以上は23人で、性別は公表されていないものの、女性は少ないという。

]]>
 奥州市剣道協会の鈴木美喜子さん(65)は、合格率16・7%という難関を突破して剣道7段となった。鈴木さんは「8段は本当に極めた人しか合格できない雲の上の段位。それに次ぐ7段は私のような一般剣士にとって最上位に相当する。信じられない」と、6段合格からコロナ禍での自粛期間などを経て足かけ10年で念願をかなえた喜びを語る。

 審査会は全日本剣道連盟が主催して2月中旬に長野県で開かれ、全国から550人が受審。合格者92人のうち60歳以上は23人で、性別は公表されていないものの、女性は少ないという。

]]>
新生活のヒントに 江刺図書館企画展【奥州】 https://www.iwanichi.co.jp/2024/03/29/12466738/ Thu, 28 Mar 2024 19:56:00 +0000 https://www.iwanichi.co.jp/?p=12466738  奥州市立江刺図書館(高橋利徳館長)で、企画展「新生活を応援します」が開かれている。▽入園・入学の準備に▽社会人のスタートに▽「お金」の勉強に▽心身の健康に―の四つのテーマで、新生活のヒントになりそうな本約120冊を展示し、貸し出している。4月21日まで。

 入園や入学、就職などで4月に新たなスタートを切る市民らを、お薦めの本で応援しようという恒例の企画。図書館入り口フロアに展示コーナーを設け、テーマごとに子どもから大人向けまで幅広くピックアップした。

 中でも「お金」の勉強については、1月に始まった新たな少額投資非課税制度(NISA)への関心が高く、関連本の多くが貸し出し中となっている。

 他には、小学校生活の様子や登下校などの注意点を事前に学べる絵本や、弁当のレシピ本、ビジネスマナーに関する実用書、健康づくりの入門書なども並ぶ。

 同館行政専門員の浅倉哲子さんは「新生活を迎えるので忙しいとは思うが、ちょっとした時間があったら興味のあるテーマだけでも見てもらいたい」と呼び掛けている。

 開館時間は午前9時30分~午後7時。月曜・祝日休館。

]]>
スタンプで健康意識向上 西和賀高生が企画、製作 さわうち病院とコラボ https://www.iwanichi.co.jp/2024/03/29/12464509/ Thu, 28 Mar 2024 19:55:00 +0000 https://www.iwanichi.co.jp/?p=12464509  西和賀町の県立西和賀高校とユキノチカラプロジェクト協議会は、協働の社会学習プログラム「魅力発見ラボ」の一環で、生徒が企画、製作した無料通信アプリ・LINEのスタンプ「西和賀高校と森のゆかいな仲間たち2」を販売している。2022年度に続くオリジナルご当地スタンプ第2弾は、町立西和賀さわうち病院とコラボレーションし健康意識の向上を促す。

 同校美術部2年の金田一ひかりさん、平澤美鈴さんが「お絵かきアプリ」を使ったデジタルイラストでスタンプを製作した。

 同院の医師らと打ち合わせを重ね、スタンプのコンセプトや内容を決定。西和賀の動物やキャラクターのイラストに「お大事に!」「受診日だよ」「水分補給」「健康だか?」など、方言も交えつつ衛生管理や家族への思いやりを表現するメッセージを添えた。

 スタンプは40種類があり、50LINEコイン(120円相当)で販売。参加生徒は「アドバイスや要望に合わせて絵を描くのは大変だった。文字の色やフォントも考えたが、商用利用できるかも確かめなくてはいけないことなどを知った。初めてのことばかりで手も頭も疲れたが良い経験ができた」と感想をまとめた。

 同院では「西高生が感じる自然豊かな町の魅力、当院が掲げる生命尊重や疾病予防に関する思いが詰まったすてきなスタンプが完成した。このスタンプを利用し、家族や友人、病院との関わりが少しでも多くなることを願う」としている。

]]>
春呼ぶごう音除雪開始  北上・夏油の県道区間 https://www.iwanichi.co.jp/2024/03/29/12467038/ Thu, 28 Mar 2024 19:54:00 +0000 https://www.iwanichi.co.jp/?p=12467038  冬季通行止めとなっている北上市和賀町の県道夏油温泉江釣子線の夏油高原スキー場分岐点付近―夏油温泉間(5・8キロ)の除雪作業が28日、始まった。大型連休前後の開通を目指し、作業が進められる。

 秘湯として知られる夏油温泉までつながる同区間は、2023年11月13日から通行止め。今月28日現在、同分岐点付近の積雪は1・4メートル。暖冬で2月までは少なかったものの、3月に入り低温で降雪もあったことから、ほぼ例年並みとなった。

 安全祈願祭には県南広域振興局北上土木センター、除雪を担う和賀開発(同市和賀町横川目)の関係者合わせて10人ほどが出席。玉串をささげて無事故を祈願し、同センター道路環境課の金今章弘課長は「多くの方々が開通を心待ちにしている。安全第一、無事故で作業を進めてほしい」と語った。

 神事後は早速、ロータリー除雪車や除雪ドーザがごう音を響かせ、勢いよく雪をかき出していた。

 作業は4月中旬ごろまで続けられ、除雪後はガードケーブルや標識など安全施設を取り付ける。

 和賀開発現場統括責任者の伊藤健さんは「雪質が柔らかく、風が強い日が多かっただけに吹きだまりもあると思う。より一層、安全に留意して作業を進めたい」と気を引き締めていた。

]]>
就航3周年祝う 花巻空港、FDA神戸線 https://www.iwanichi.co.jp/2024/03/29/12467600/ Thu, 28 Mar 2024 19:53:00 +0000 https://www.iwanichi.co.jp/?p=12467600  県と県空港利用促進協議会は28日、フジドリームエアラインズ(FDA)が運航する花巻―神戸線の就航3周年を記念したイベントを花巻市のいわて花巻空港ターミナルビルで開いた。関係者が搭乗客に記念品を贈り、航路の認知度向上と利用促進を願った。

 記念セレモニーで、FDAの小幡一久花巻空港支店長は「コロナ禍で開設し厳しい時が続いたが、ようやく利用客が戻った。この3年間は岩手の皆さんに支えられてきた。これからも支援をお願いしたい」とあいさつ。岩手と関西圏双方の視点から地域の魅力を発信する「いわて花巻―神戸線PR隊」の天津木村さん、アンダーエイジの熊谷由輔さんと結城多聞さんと共にクラッカーで節目を祝うとともに、同航路搭乗客の代表者に記念品として同社のグッズと旬の海産物を牛乳びんに詰めた特産品「瓶ドン」が贈られた。

 記念品を受け取った兵庫県加古川市の岩階誠さん(60)、浩子さん(55)夫婦は観光旅行で同航路を利用して初めて岩手を訪れ、「寝る間もなくあっと言う間に着いた。雪が積もった岩手山の雄大な姿が良かった。機会があればまた利用したい」と笑顔を見せた。

 兵庫県姫路市出身で就航と同じタイミングで岩手県に移住した木村さんは「神戸線のおかげで家族で実家に帰省できる。飛行機だと1時間半で行けることを知ってもらい、互いに行き来することで交流が広がってほしい」と願った。

]]>
 県と県空港利用促進協議会は28日、フジドリームエアラインズ(FDA)が運航する花巻―神戸線の就航3周年を記念したイベントを花巻市のいわて花巻空港ターミナルビルで開いた。関係者が搭乗客に記念品を贈り、航路の認知度向上と利用促進を願った。

 記念セレモニーで、FDAの小幡一久花巻空港支店長は「コロナ禍で開設し厳しい時が続いたが、ようやく利用客が戻った。この3年間は岩手の皆さんに支えられてきた。これからも支援をお願いしたい」とあいさつ。岩手と関西圏双方の視点から地域の魅力を発信する「いわて花巻―神戸線PR隊」の天津木村さん、アンダーエイジの熊谷由輔さんと結城多聞さんと共にクラッカーで節目を祝うとともに、同航路搭乗客の代表者に記念品として同社のグッズと旬の海産物を牛乳びんに詰めた特産品「瓶ドン」が贈られた。

 記念品を受け取った兵庫県加古川市の岩階誠さん(60)、浩子さん(55)夫婦は観光旅行で同航路を利用して初めて岩手を訪れ、「寝る間もなくあっと言う間に着いた。雪が積もった岩手山の雄大な姿が良かった。機会があればまた利用したい」と笑顔を見せた。

 兵庫県姫路市出身で就航と同じタイミングで岩手県に移住した木村さんは「神戸線のおかげで家族で実家に帰省できる。飛行機だと1時間半で行けることを知ってもらい、互いに行き来することで交流が広がってほしい」と願った。

]]>