市議選33人出馬の構え
任期満了に伴う奥州市長選、同市議選(定数34)は、3月7日の告示まで1カ月となった。市長選は現職の相原正明氏(61)=同市江刺区愛宕=と、新人で前市議会議長の小沢昌記氏(51)=同市水沢区=の一騎打ちが濃厚。市議選は現職、新人合わせ33人の立候補が有力だが、候補者擁立に向けて人選を急いでいる地域が複数あり、最終的に定数を上回るかどうかに注目が集まっている。
市長選は、再選を目指す相原氏と、初当選を目指す小沢氏がともに無所属での立候補を予定。候補者擁立を模索していた共産党市委員会(委員長・及川善男市議)が前回(2006年3月)に引き続き擁立を見送ったことで、「現新一騎打ち」の選挙戦が確定的とみられる。
両氏は4年間の公約となる政策をマニフェストとしてまとめ、1月に発表した。それぞれ支持基盤の拡大に向け、後援会を中心にマニフェストを配布したり、市内各地域で集会を開くなどして精力的に活動を展開している。両氏は14日に開催される市長選立候補予定者公開討論会(水沢、江刺両青年会議所主催)に出席し、まちづくりへの思いを市民に訴える。
一方、市議選は前回選とは異なり、合併特例の選挙区が撤廃となるほか、定数が41から34に削減される。今月3日の立候補予定者説明会に出席したのは37陣営だが、現段階で立候補が有力とみられるのは現職24人、新人9人の計33人で、定数を下回っている状況だ。
立候補予定者を自治区別で見ると、水沢は現職が千葉正文、阿部加代子、三宅正克、中澤俊明、千葉悟郎、内田和良、千田美津子、小野幸宣、及川善男の9氏。新人が菅原由和、三ノ宮治の2氏。
江刺は現職が中西秀俊、佐藤邦夫、佐藤修孝、菊池嘉穂、新田久治、佐藤克夫の6氏。新人が菊池堅太郎、佐藤郁夫、千葉敦の3氏。
前沢は現職が菅原哲、関笙子、小野寺重、及川梅男、遠藤敏の5氏。新人が飯坂一也氏。
胆沢は現職が藤田慶則、今野裕文の2氏。新人が加藤清、高橋政一、小野寺隆夫の3氏。
衣川は菅原明、高橋瑞男の現職2氏。
今後は、33人以外で候補者擁立を急ぐ複数の地域の動向が注目される。選挙戦となれば、選挙区撤廃と定数削減の影響で当選ラインの上昇も予想される。
09年12月2日現在の有権者数は10万4802人(男4万9870人、女5万4932人)となっている。