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コラム 記者ワープロ

奥州スマートIC着工 18年3月使用開始目指す

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奥州スマートICの着工式でくわ入れをし、工事の安全を祈願する地元高校生や県、奥州市などの関係者

奥州スマートICの着工式でくわ入れをし、工事の安全を祈願する地元高校生や県、奥州市などの関係者

 東北道奥州スマートインターチェンジ(IC)の着工式は17日、奥州市胆沢区小山地内で行われた。県内2番目のスマートICで、県と市、NEXCO東日本が東北道との接続道路や料金所(ゲート)などを整備し、2018年3月の使用開始を目指す。農畜産物の物流向上や観光振興に加え、県立胆沢病院に近い位置にあるため救命救急の面でのプラス効果などが期待される。

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 奥州スマートICは同区小山の県立水沢農業高校に近く、水沢ICから南に6・6キロ、平泉前沢ICから北に10・9キロの位置。上り線は市道附野下笹森線から、下り線は県道衣川水沢線からそれぞれ本線に接続する。自動料金収受システム(ETC)搭載車が24時間利用できる。

 式には県や市、NEXCO東日本北上管理事務所などの関係者のほか、地元行政区、地権者ら約50人が出席。小沢昌記市長が「17年度開通予定の矢巾スマートIC近くに整備される岩手高度救命救急センターに胆沢病院からの搬送時間が30分程度に短縮され、救命率の向上が期待されている。関係機関と連携を取りながら一日も早い完成を目指したい」とあいさつ。県南広域振興局の堀江淳局長は「救命率の向上や農畜産物の物流効率化が図れるなど地域振興の発展が期待される」と述べた。

 県や市、NEXCOの関係者、地権者代表、水沢農高の生徒ら11人がくわ入れし、工事の安全を祈願した。最後に奥州商工会議所の千葉龍二郎会頭が「市内は中核的な医療機関、製造業の集積地域、観光拠点などが点在しており、スマートICの完成で大きな効果が生まれると期待している。一日も早い開通を望んでいる」と期待のメッセージを読み上げた。

 同北上管理事務所によると、整備費は約36億円。用地は全て取得済みで、今後は盛り土工事や接続道路の整備などが本格化する。県内のスマートICは奥州、矢巾のほか、滝沢南、平泉の2カ所でも整備が予定されている。