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コラム 記者ワープロ

適切な声掛けとは 前沢・白山地区 認知症徘徊者対応学ぶ

(10/17)
認知症徘徊者への声掛けを実演する白山1区の演技者

認知症徘徊者への声掛けを実演する白山1区の演技者

 【奥州】認知症による徘徊(はいかい)への声掛け勉強会が16日、奥州市前沢区の白山地区センター附属体育館で開かれた。地区住民ら約60人が参加し、寸劇や実演を通して安心して暮らせる地域づくりへの意識を高めた。

 特定非営利活動法人サポートセンターNPOえさしが「一人暮らし高齢者と地域との関わり」をテーマとする寸劇を初上演。家族や地域、プロの支援を受けて自立した生活を送るお年寄りの姿を、介護保険担当者会議の場面などサービスを受けるまでの過程を含めて分かりやすく伝えた。

 市地域包括支援センターの千田智美主任社会福祉士が事前登録制のはいかいSOSネットワークや6月スタートした警察と地域包括支援センターが情報を共有し、社会福祉協議会や郵便局、タクシー、農協など協力機関・団体が連携して迅速な捜索・発見につなげる試みなどを紹介した。

 前回まで3年間は4行政区ごとに届け出から捜索、路上での声掛けまで模擬訓練を行ったが、実際の場面を見たいとの声が多く、今回は白山1区が日常会話での引き止めや情報の引き出しなど模範の声掛けを実演した。

 11月に初の模擬訓練を行う大槌町からも7人が参加。同町地域包括支援センターの小笠原亜弥子主任保健師は「問題意識を持って地域ぐるみで継続しており、参考にしたい」と話した。

 鈴木秀悦実行委員長は「今後、行政区やもっと小さい単位でも実際にやってみることが大事。安心して徘徊できる地域へ新たな一歩を踏み出してみよう」と呼び掛けた。