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コラム 記者ワープロ

水沢の画家の作品紹介 武家住宅資料館で秋の企画展

(10/26)
奥州市武家住宅資料館秋の企画展「水沢の画人 佐藤耕雲 佐藤耕方展」

奥州市武家住宅資料館秋の企画展「水沢の画人 佐藤耕雲 佐藤耕方展」

 【奥州】奥州市水沢区字吉小路の市武家住宅資料館(佐々木慎一郎館長)で、秋の企画展「水沢の画人 佐藤耕雲 佐藤耕方展」が開かれている。水沢の画家が手掛けた屏風(びょうぶ)絵と軸装、額装された絵画がずらり。大半が区内の個人から借り受けた初公開の品で、丁寧な筆遣いが来館者のため息を誘っている。11月20日まで。

 展示しているのは、耕雲(1854~1920年)が1894年に描いた竹図や山水図「梅花村居」、梅図「寒玉清珎」など6点と、耕方(1888~1937年)による二曲一隻屏風「鴨川の夕涼み」、軸装の「獅子舞」や「雪景色美人図」など11点。関連として伊東深水(1898~1972年)の美人画「早春」も飾っている。

 このうち、耕方は水沢に生まれたが、郷土を代表する画家・菅原竹侶や砂金文洲の系譜に連なる画人ではなく、東京の水野年方、尾形月耕に師事。両師の画号の一字を許され「耕方」と号した。歴史人物や美人、能、風俗などの絵を、温かみと力感あふれる画風で描き続けた。

 同館で2人の関連展示を行うのは約10年ぶりで、今回は市民の厚意で実現。長らく個人宅に伝えられていた品々を広く一般公開し、明治から大正期に活躍した郷土の画人の魅力を再発見できる機会を提供している。

 開館時間は午前9時~午後4時30分。入館無料。月曜日休館。問い合わせは同館=0197(22)5642=へ。