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コラム 記者ワープロ

伝統漆器、文様に魅力 金ケ崎・旧坂本家侍住宅

(11/3)
ぼたん菓子びつ(手前)など浄法寺塗の数々を紹介している「うるしもの展」

ぼたん菓子びつ(手前)など浄法寺塗の数々を紹介している「うるしもの展」

浄法寺うるしもの展
 「ぼたん菓子びつ浄法寺うるしもの展」は、12日まで金ケ崎町西根諏訪小路の旧坂本家侍住宅で開かれている。コレクターによる浄法寺塗の漆器の数々が展示され、来場者を楽しませている。

 金ケ崎まちづくり研究会、いずみ工芸(盛岡市)の主催。いずみ工芸の泉山恵一代表が所有する盆やわん、重箱など約100点を展示。

 同展では浄法寺塗のボタンの絵が描かれた菓子びつ、絵などの装飾が施された文手箱、酒を注ぐ容器の「ひあげ」、さまざまな漆絵が描かれた菓子盆などを紹介。

 菓子びつは子供の健やかな成長を祈って一升餅を入れたり縁起物として使われた。菓子盆は農作業の場所に20、30枚と持っていき、「小昼」に赤飯や餅などを食べる時に取り皿として使われていたもので軽くて持ちやすいのが特徴。主に農閑期に作られた漆器で桃、菊、イチョウ、竹などさまざまな文様が描かれている。

 同会の千葉周秋さんは「農業の手を休めて作られた浄法寺塗の漆器は、さまざまな文様と素朴さが魅力の一つ」と話している。

 開催時間は午前10時~午後4時。期間中の定休日は7、8日。問い合わせは同会=0197(42)3088=へ。