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コラム 記者ワープロ

丸々太って下山 奥州・江刺阿原山牧野

(11/3)
阿原山牧野の放牧期間が終わり、トラックに乗せられる牛

阿原山牧野の放牧期間が終わり、トラックに乗せられる牛

 奥州市江刺区伊手の阿原山牧野は2日、今季の放牧を終了した。秋晴れの下、最後まで残っていた牛たちが半年間の牧野生活に別れを告げ、迎えのトラックに揺られて下山した。

 市と岩手江刺農協が出資して管理運営する江刺畜産公社(理事長・小沢昌記市長)によると、今季は草の伸びも良く、放牧牛もおおむね健康で丈夫に育つなど順調に推移した。

 最後まで残ったのは、雪が草地をうっすらと覆った前日に衛生検査などを済ませた16戸の黒毛和種43頭。成牛と育成牛、妊娠牛などに分けた区域2カ所から順に退牧し、飼養農家に引き渡した。

 4頭を迎えに来た同区藤里の及川力男さん(68)は「8頭を預けて妊娠などで途中4頭を下げた。草が良かったのか、だいぶ体が大きくなったようだ」と喜んでいた。

 同公社によると、放牧地124・9ヘクタールのうち97・1ヘクタールを使用。5月10日に開牧し、区内中心の33戸(昨季比1戸増)から肉用牛105頭(同15頭増)、177日間で延べ1万1845頭(同880頭増)を放牧した。

 飼養農家の高齢化や後継者難などで前季は減少したものの、市場の高値安定や多頭飼養農家の積極的な利用により利用実績が上向いた。同牧野は来季に備え、15日までに越冬準備を済ませる。

 同区内の種山牧野は10月28日に閉牧した。