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コラム 記者ワープロ

香り、酸味でさっぱり 衣川・西窪営農改善会

(11/5)
西窪営農改善会が地元産ヤマブドウと大根で開発した「衣川の山ぶどう漬け」。6日の祭りで販売される

西窪営農改善会が地元産ヤマブドウと大根で開発した「衣川の山ぶどう漬け」。6日の祭りで販売される

「山ぶどう漬け」試行販売へ

 【奥州】中山間事業に取り組む奥州市衣川区の西窪営農改善会(佐藤太吉代表理事)は、地区内で栽培するヤマブドウを活用した大根の漬物を開発した。6日に北股地区センターで開かれる地元の祭りで試行的に販売する。関係者は「ヤマブドウの酸味と香りを味わって」とアピールする。

 同会は2000年度に発足。北股地区の中山間組織として野菜の大根、ガルギール、プチヴェールの育苗などを行っている。09年度からは40アールの圃場(ほじょう)でヤマブドウを栽培し、果汁100%ジュース「奥州衣川の山ぶどう」に加工。衣川の特産品として売り出している。

 今年に入りヤマブドウと地元の野菜を組み合わせた新たな商品開発を模索していたところ、地域にヤマブドウで漬物を作る女性がおり、同会の佐藤史江さん(66)が着目。女性から作り方を教わって地元の女性7人と共に商品化を進めてきた。

 ヤマブドウの収穫期には漬物用に実がいっぱい詰まったものを選別。佐藤さんによると、実はややつぶした状態にし、塩と砂糖、酢、焼酎を混ぜて煮て漬け汁を用意。この汁にあらかじめ塩で漬けておいた大根を1日ほど漬けるという。

 漬物は1袋150グラム入りで真空パック詰めして「衣川の山ぶどう漬け」と名付け、6日の「きたまた食と芸能まつり」で限定32袋を販売する。

 同会では「大根にヤマブドウの風味と特有の香りが加わり、さっぱりとした味わいが特徴」と太鼓判を押す。祭りの来場者から試食の感想などを聞いて本格販売の可否を決める。佐藤さんは「味見していただいた結果を基に決めたい。白菜の漬物なども試作してみたい」と意欲を見せる。

 北股地区センター長で同会副代表理事の佐藤清水さん(66)は「漬物の加工、販売を6次産業化の取り組みとして北股地区に広げていきたい」と期待を込める。