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コラム 記者ワープロ

腹から「うわっ、はぁはぁ」 真城小 能楽鑑賞、体験も

(11/11)
扇をのこぎりに見立てて切る仕草と狂言独特の発声を学ぶ真城小児童

扇をのこぎりに見立てて切る仕草と狂言独特の発声を学ぶ真城小児童

 【奥州】文化庁主催の能楽公演は10日、奥州市立真城小学校(色川秀一校長、児童270人)で開かれた。全校児童が鑑賞し、日本の伝統的な舞台芸術の素晴らしさにじかに触れた。

 文化芸術による子供の育成事業の一つ。北の5道県を受け持った公演団体の皐風会(東京都中野区)が6~12月に小中学校20校を巡回中で、県内では盛岡市立小出小と真城小の2校を訪れた。

 10月下旬のワークショップで事前学習して本公演を迎え、重要無形文化財総合指定保持者の観世流能楽師小島英明皐風会代表が見どころを解説。いずれも人気が高い演目の狂言「柿山伏」、能「羽衣」を上演した。

 児童らは狂言で山伏が犬と猿、トンビの物まねをする場面を楽しみ、能では漁師から衣を返してもらった天女が約束通りに笛や鼓のテンポのいい器楽演奏と謡に合わせて舞う舞楽を堪能した。

 鑑賞後は5、6年生の代表12人が舞台に上がって狂言独特の所作と発声に挑戦。扇をのこぎりに見立てて垣根を切る「ずかずかずっか」、杯に酒を注ぐ「どぶどぶどぶ」のほか、会場の全員で「うわっ、はぁはぁはぁーっ」と大笑いを体験。質問コーナーもあった。

 6年千葉有紗さんら女子4人は「ワークショップで聞いたCDと違って本物は迫力があったし、内容が変わっていた部分もあって違う面白さを味わった」と話していた。