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コラム 記者ワープロ

六原官舎、有形文化財に 国の文化審

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登録有形文化財(建造物)に登録するよう答申された旧陸軍省軍馬補充部六原支部官舎第1棟

登録有形文化財(建造物)に登録するよう答申された旧陸軍省軍馬補充部六原支部官舎第1棟

県内3市町10件登録を答申

 国の文化審議会(馬渕明子会長)は18日、金ケ崎町の旧陸軍省軍馬補充部六原支部官舎など3市町の10件を登録有形文化財(建造物)に登録するよう答申した。登録されれば、本県の同文化財は88件となる。

 答申されたのは▽旧陸軍省軍馬補充部六原支部官舎3棟▽旧遠野寶物(ほうもつ)館1棟(遠野市)▽旧菅野家住宅(住田町・主屋、土蔵など)6棟。

 同官舎は国の政策として軍馬の育成と購買、供給の一元化を目的に1898年に金ケ崎町六原蟹子沢に設置。9棟のうち3棟が現存し、いずれも木造平屋建て。イギリス式の煉瓦(れんが)基礎などの洋風意匠が特徴。現存例の少ない貴重な明治期の洋風木造建築とされる。第1棟は県が2015年度に復元整備した。

 旧遠野寶物館は、遠野南部家の寶物を保管する施設として、1924年に建築され鉄筋コンクリート造り2階建て。建築当初を継承している外観は、窓回りをくぼませた外壁など幾何学的意匠が特徴で、遠野地方では最初の鉄筋コンクリート造建築。

 旧菅野家住宅は主屋、離れ、土蔵で構成。主屋は明治後期に建設され1957年に増築、2016年に住民交流施設として改修。宿駅だった世田米地区の中心部に建築され、明治後期の町家の様相を伝えるとされる。