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コラム 記者ワープロ

自慢の味でおもてなし ふれあいレストラン

(11/20)
前沢高生と交流しながら食事を楽しむ「ふれあいレストラン」の参加者

前沢高生と交流しながら食事を楽しむ「ふれあいレストラン」の参加者

お年寄りと前沢高生が交流

 【奥州】1人暮らしや高齢者世帯のお年寄りを招く奥州市前沢区の「ふれあいレストラン」は19日、さわやか健康センターで開かれた。地元の高校生と一般のボランティアが調理や給仕でもてなし、交流を深めた。

 従来の「高校生レストラン」を継承し、新たに前沢地区連合振興会と市社会福祉協議会など9団体で構成した実行委員会が主催。対象の老人クラブ会員の希望者49人が2部に分かれて参加した。

 献立は、二色野菜の団子汁や鶏の空揚げ、前沢牛の時雨煮、りんご寒天など7品。ご飯は、前沢中学校の生徒が授業で栽培した「ひとめぼれ」の寄贈を受けた。

 調理は、同市江刺区のやまんば工房の若生和江さん(54)が作成したレシピを基に区内の調理講座受講者10人と、岩手の食材を活用した8月の弁当作りコンテスト団体の部で最優秀賞になった前沢高3人組のうち2人が当たった。

 テーブル席での接客は、同高JRC(青少年赤十字)同好会の7人が務め、参加者に声を掛けたり、コーヒーや紅茶を出したりしてもてなした。「接客は初めてで、コミュニケーションを取るのが難しいけど、学校生活のこととかいろいろ話ができた」と副部長の千葉美里さん(2年)。

 参加者は昭和歌謡のBGMが流れる会場で食事を堪能。同高に孫が通う上野原福寿クラブ会長の阿部サダ子さん(75)は「小さく切っていて食べやすいし、味付けも量もちょうどよくおいしい。若い人と話すと元気をもらう」と喜んだ。

 調理指導した若生さんは「地元の旬の食材を使っておうちでも作れる献立にした。メニューは普通だが、地元の人たちが心を込めて作った。互いに触れ合い楽しく食べてもらえたら」と願った。

 実行委副委員長の千葉富雄同振興会産業振興部長(68)は「多くの皆さんの協力で新展開できた。せっかくの事業なので継続したい」と話した。