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コラム 記者ワープロ

近代化の功労者理解 台湾教育関係者 後藤新平記念館を訪問

(11/30)
台湾にゆかりの深い後藤新平の功績に理解を深める台南市内の高校長ら

台湾にゆかりの深い後藤新平の功績に理解を深める台南市内の高校長ら

 台湾からの教育旅行誘致に向けて宮城、岩手、山形3県が招いた台南市内の教育関係者が各県の観光地などを視察している。28日は奥州市水沢区の後藤新平記念館を訪れ、台湾の近代化に大きな役割を果たした後藤の功績などに理解を深めた。

 視察団は、台南市内の国立、市立、私立の高校9校の校長ら11人。同日は、東日本大震災被災地の「奇跡の一本松」(陸前高田市)や「遠野ふるさと村」(遠野市)を巡った後、同記念館に到着した。

 髙橋力同記念館長が「後藤新平は台湾での仕事の経験を生かし、生涯たくさん仕事をした。台湾はいわば後藤にとって学校だった」と話し、一行を歓迎。

 館内を案内しながら後藤が民政長官として8年間、台湾の開拓と施設整備に当たり、長年の習慣を大事にしながら教育の振興や医療の充実に努めた功績を説明した。一行は初めて聞くエピソードに興味を示すなど熱心に見学した。

 台南市台日友好交流協会の郭貞慧理事長(39)は「新平さんは台湾の大恩人で、ここは学生にとっても勉強になる場所。人格者でもあり、学生が自分の将来をどう生きるかのヒントになる」と話し、県内の豊かな自然を含め、教育に役立つ要素があるとの認識を示した。

 視察団は26日午後、宮城県の仙台空港に到着して27日に松島町や南三陸町を視察して民泊体験。岩手を巡り、29日は平泉町の中尊寺に立ち寄った後、山形県に向かった。宮城県内で高校訪問や日本文化、街歩き体験などを経て12月1日に帰途に就く。