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コラム 記者ワープロ

好きなんです 梁川 江刺の振興会 30年ぶり郷土誌発刊

(12/3)
「梁川郷土誌すきなんですやながわ」を手にする梁川振興会の若生会長(右)と菊池編集委員長

「梁川郷土誌すきなんですやながわ」を手にする梁川振興会の若生会長(右)と菊池編集委員長

 【奥州】梁川振興会(若生史明会長)は、「梁川郷土誌 すきなんです やながわ」を発刊した。奥州市江刺区梁川地区の風景や産業、芸能、行政区ごとの特色などを写真をふんだんに用いて紹介した郷土愛あふれる一冊となっている。

 同振興会では1984年に地域の歴史、文化などをまとめ「梁川郷土誌」を作製したが、30年が経過して地域に表れた変化を考慮し、新たな郷土誌作りへの機運が高まった。2015年度市のまちづくり交付金約280万円を事業費に、編集委員会(委員長・菊池信之同振興会副会長)を立ち上げ、昨年9月から約半年かけて地区民、各組織からの資料提供や協力を受けて作業を進めた。

 編集に当たってはいかに手に取って見てもらえるかを考え、写真を多く取り入れたレイアウトとした。タイトルは「梁川を好きになってほしい」との思いを込め、菊池委員長(70)の孫の菅野真叶君(梁川小学校2年)が題字を手掛けた。

 梁川8行政区ごとの特色をまとめた「我(わ)が区自慢」、1984年以降の梁川小全卒業生の集合写真を集めた「三十二年間の十二歳」などバラエティーに富む全8章で構成した。

 第1章の「梁川二十景」では、昨年9月に地区内全戸へアンケートを行い、106戸から得た回答を踏まえて選定した梁川の風景・風物・伝統20項目を掲載。地域の中核的存在である梁川小、地区を代表する芸能の一つ・獅子躍(ししおどり)、市天然記念物の種蒔(たねまき)桜など、後世に残していきたい郷土の宝が並ぶ。

 A4判カラー、160ページで700部を作製。今年度に入り地区内約550戸全てに配布した。非売品だが、市内各地区センター、市立図書館で閲覧可能。また、今後立ち上げを検討している同振興会のホームページ上への掲載も予定する。

 若生会長(64)は「今の梁川の材料をどう生かし、どう発展していく可能性があるかをこの本から感じ取ってほしい」と話している。