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コラム 記者ワープロ

平和考えるきっかけに 10日から太平洋戦争企画展

(12/6)
10日からの企画展「第二次世界大戦の兵士たち」を前に始まったパネル展

10日からの企画展「第二次世界大戦の兵士たち」を前に始まったパネル展

 奥州市まちなか交流館は10、11の両日、企画展「第二次世界大戦の兵士たち」を同市水沢区横町の同交流館で開く。併せてパネル展示を5日から始め、「平和を考えるきっかけに」と来場を呼び掛けている。

 1941年12月8日に太平洋戦争が開戦して75年が経過し、戦争体験者の高齢化で体験の継承が難しくなる中、実物資料を中心に展示して戦争や平和、人間について考えてもらおうと、同市江刺区の平和ミュージアム旧日本陸海軍博物館が企画、東北昭和史談会が後援する。

 先行して始まったパネル展には、山路和博さん(水沢区)によるヒストリー・イラストとして山本五十六連合艦隊司令長官や米国のテレビドラマ「コンバット」のサンダース軍曹(ビック・モロー)などのデッサンを紹介。

 同じく「戦艦武蔵の最後」「連作・真珠湾攻撃」など艦艇絵画、開戦を伝える当時の新聞(写し)、出版社発行の絵本「満州見物」、漫画など大小合わせて約50点を展示している。

 来場した区内の女性(81)は「防空壕(ごう)など私たちが体験した戦争を知らない世代が大半になった。雑誌は当時、兄たちが読んでいて見覚えがあり懐かしいが、戦争は嫌」ときっぱり話した。

 10、11日の展示では「日米両軍の兵士たちは何を背負い戦場へ行ったのか?」をテーマに実物資料を展示。陸海軍の軍服など装備品のほか、地図、ポスター、軍事郵便、慰問文、さらに米軍を中心に英仏独伊の装備や資料も併せて約300点を公開する。

 同博物館では「対戦国を含む現物資料を比較展示する試みは欧米では一般的だが、日本では珍しく、平和について考える貴重な機会になる」としている。

 両日は、企画・後援団体関係者が常駐して解説や案内に当たる。午前10時~午後5時。入場無料。問い合わせは、同交流館=0197(25)3001=へ。