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コラム 記者ワープロ

環境に優しく効率化 ひめかゆスキー場

(12/24)
奥州市胆沢区のひめかゆスキー場に東北で初導入された圧雪車(手前)

奥州市胆沢区のひめかゆスキー場に東北で初導入された圧雪車(手前)

最新型圧雪車、東北初導入

 【奥州】冬季五輪の競技会場でも多く採用されているイタリア製の圧雪車1台が、奥州市胆沢区若柳のひめかゆスキー場に東北で初めて導入された。「世界で最も厳しいレベルの排出ガス規制」にも適合した最新型で、23日に行われた同スキー場オープン式で関係者にお披露目された。高い作業効率で環境に優しい圧雪車が、ウインタースポーツシーズンを下支えする。

 環境対策に積極的な同市が今回、更新車両として導入。車種はイタリア・プリノート社製の「ニューバイソン」で、2014年に環境省が定めた「特定特殊自動車排出ガスの規制等に関する法律」にも適合し、車両の近くにいてもエンジンマフラーからの黒煙や臭いはほとんどないという。

 燃料を節減する技術や、新たな高性能トランスミッション、トルクの増大により圧雪時間が短縮され、作業効率と生産性が向上。運転席に配置されたディスプレーや操作キーも人間工学に基づき快適性が高まった。

 同スキー場の及川寛索道技術管理者は「これまでは作業中の黒煙がひどかったが、新車両はそれもなく非常に環境に優しい印象。本格的な積雪があるこれからの作業に活躍してくれるはずだ」と期待を寄せる。

 輸入総発売元のJFEプラントエンジ(本社東京都台東区)の川嶋輝久索道営業部顧問は「世界最高の基準を満たした低燃費マシン。環境対策に取り組まれている奥州市にとって導入は大きな意義がある」と語る。

 15日からまとまった降雪はあったものの、同スキー場ではオープン式までに十分な積雪が確保できず滑走可能とはならなかった。今後の降雪に伴いゲレンデを整備し、17年3月の営業終了まで多彩なイベントを催し集客を図る。